韓國で「火病」患者が急増する季節(jié)=韓國ネットからも「あるある」が続出

Record China    2017年10月11日(水) 6時50分

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9日、韓國で9月30日から最長10日となった秋夕の連休最終日を迎え、韓國?朝鮮日報が、実は秋夕の時期は「火病」の患者が急増する季節(jié)だと警告を込め報じた。寫真はソウル?広蔵市場。

2017年10月9日、韓國で9月30日から最長10日となった秋夕(チュソク。中秋節(jié)、韓國の大きな伝統(tǒng)行事の一つ)の連休最終日を迎え、韓國?朝鮮日報が、実は秋夕の時期は「火病」の患者が急増する季節(jié)だと警告を込め報じた。

「火病」とは胸が苦しくなり怒りがこみ上げて発病することから「鬱憤(うっぷん)病」とも呼ばれる病気で、韓國人に特有の精神疾患とされる。醫(yī)療費の適正使用を評価する韓國の行政機関?健康保険審査評価院によると、昨年1年間に韓方病院で火病と診斷された患者は1萬3263人(重複を除く)に上った。月別にみると秋夕(昨年は9月15日)のある9月の患者が最も多く、診斷件數(shù)も2016件に達していた。秋夕の連休が明けた10月にも1997人が火病と診斷されたという。

醫(yī)療界では、火病を韓國固有の文化に由來するとして「韓國の獨特な文化関連癥候群」と解釈する見方が強い。感情を表に出さずに憂鬱(ゆううつ)や怒りを心の中に押し込める習慣が、不眠や呼吸困難などさまざまな身體癥狀を誘発するというのだ。韓國で火病患者が多いことから、米國精神醫(yī)學協(xié)會などでは韓國語の発音通りに「Hwa?Byung(ファビョン)」と表記するほどだ。

火病は女性に多く発生しており、昨年の患者數(shù)も女性(1萬697人)が男性(2566人)の約4倍となっている。秋夕のような連休には、帰省などによる長い移動に加え、家族間の交流が多くなることから精神的?肉體的疲労感が重なり、さらに親戚などから結(jié)婚や就職に関するプレッシャーを受けることで患者數(shù)が増えると言われている。特に女性の場合、これに家事の増加などの要因まで重なるため、男性以上にかかりやすいという。

この報道に、韓國の30?40代の男女雙方のネットユーザーから多數(shù)の意見が寄せられている?!改曛行惺陇蠟膜い扦ⅳ陞猡ぁ工趣沃鲝垽颏悉袱?、「誰かの名言:先祖の恩恵にあずかった人は海外旅行に紅葉狩り、恩恵にあずかれなかった人は祭祀膳(先祖にささげる膳)の前でけんか」「會ったこともない先祖のための料理を、なんで赤の他人の私(嫁)が死にそうになりながら準備しなきゃならないの?」など「秋夕あるある」が続々と寄せられている。

秋夕後の離婚も多いようで、「僕たち別れよう」「夫の両親に頭に來た」など夫婦事情に関連したコメントも。

この他にも「年中行事を家族で簡単にできるように縮小しよう」「(さまざまな料理が並ぶ)祭祀膳の前で親戚同士で爭うくらいなら集まらないようにしよう」「何のためにこんな不便な関係を維持しなきゃならないの?親も親戚もお互いに思いやりを持って暮らそうよ」と願う聲も多く、伝統(tǒng)文化に肯定的な意見どころか「今の10?20代には引き継がれない文化」と展望するユーザーもみられた。(翻訳?編集/松村)

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