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29日、中國外交部の陸慷報道官は、高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備について、「地域の関係國を地域の戦略的バランスを崩すプロセスに引き込むものであり、とても不幸なものだ」と述べ、関係國に配備中止を求めた。
2017年3月29日、中國外交部の陸慷(ルー?カン)報道官は定例記者會見で、高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備について、「率直に言えば、これは、地域の関係國を地域の戦略的バランスを崩すプロセスに引き込むものであり、とても不幸なものだ」と述べ、関係國に配備中止を求めた。中國中央テレビのニュースサイトが伝えた。
ロシアのラブロフ外相は28日のインタビューで、ロシアと中國はTHAADの韓國配備に反対しているとし、「THAADシステムを含む米國のミサイル防衛(wèi)システムは地域の安全に悪影響を及ぼしている」と語った。中國軍とロシア軍も同日、ジュネーブで反ミサイル問題に関する共同ブリーフィングを開催し、共通の立場を述べている。
陸報道官は、「米國はTHAADを韓國に配備することでグローバルなミサイル防衛(wèi)能力を強(qiáng)化しようと計畫しているとの見方が出ているが、中國もそう考えているか」と聞かれ、「各國は自らの安全保障上の利益を考えなくてはならないが、他國の安全保障上の懸念も尊重すべきだ。いかなる國がミサイル防衛(wèi)システムのグローバル展開を進(jìn)めることによって一方的に安全保障を追求しても、それは核軍縮のプロセスを著しく妨げ、対立や軍拡競爭を引き起こし、世界と地域の戦略的な安定と均衡を危うくすることになる」とし、「率直に言えば、これは、地域の関係國を地域の戦略的バランスを崩すプロセスに引き込むものであり、とても不幸なものだ。関係各國は、中國を含むこの地域の國々の合理的な安全保障上の懸念に正面から向き合い、自らの根本的利益も考慮した上で、THAAD配備を即座に中止するよう改めて求めたい」と述べた。(翻訳?編集/柳川)
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