2017年3月29日、フィリピン外務(wù)省のチャールズ?ホセ報(bào)道官は、南シナ海問(wèn)題をめぐり中國(guó)と5月に直接協(xié)議することを明らかにした。英BBCの中國(guó)語(yǔ)ニュースサイトが伝えた。

オランダ?ハーグの仲裁裁判所は昨年、近隣諸國(guó)の沿岸に近い島々を含む南シナ海の大部分に領(lǐng)有権があるとする中國(guó)の主張を退けている。だが昨年就任したフィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)はその裁定を軽視し、中國(guó)との貿(mào)易関係の発展に努め、投資援助を得ている。

同報(bào)道官によると、中國(guó)側(cè)が問(wèn)題解決に取り組むための「二國(guó)間協(xié)議メカニズム」の開(kāi)催を提案したという。

中國(guó)は、フィリピンが主張しているブルネイ、臺(tái)灣、マレーシア、ベトナムを含む6者協(xié)議ではなく、二國(guó)間での話し合いを望んでいる。アナリストは「近隣諸國(guó)と直接交渉することで、中國(guó)はこの地域における強(qiáng)大な経済的?政治的影響力を発揮することが可能になる」と指摘する。

ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は繰り返し、南シナ海をめぐり中國(guó)と爭(zhēng)いたくないと述べている。

同報(bào)道官は、中國(guó)が5月の協(xié)議に前提條件を設(shè)定していないとし、「フィリピンは中國(guó)が南シナ海で建設(shè)している人工島の問(wèn)題を提起するだろう」と述べた。（翻訳?編集/柳川）