日本の2017年度予算が參議院全體會(huì)議で27日に通過した。その中で注目を集めているのが、2017年度の防衛(wèi)費(fèi)（米軍再編関連費(fèi)用を含む）が5兆1251億円（約456億1000萬ドル）に達(dá)し、過去最高を記録している點(diǎn)だ。軍事専門家の曹衛(wèi)東氏は中國中央テレビの取材を受けた際、これは安倍政権が軍備拡張を最優(yōu)先目標(biāo)としていることを意味しており、引き続きその攻撃力と総合的な軍事力を拡大させていくつもりだとした。人民網(wǎng)が伝えた。

日本紙は28日の報(bào)道で、日本の2017年度防衛(wèi)費(fèi)関連費(fèi)用は2016年度予算に比べ710億円増えて1．4％増となっており、5年連続の増加と指摘している。2017年度の予算ベースでは自衛(wèi)隊(duì)艦艇と航空機(jī)の修繕費(fèi)における増額が目立ち、2065億円に達(dá)した。

曹氏は、安倍政権がスタートして以來、日本経済には特に好転の兆しがみられないにもかかわらず、防衛(wèi)費(fèi)は増加し続けているとし、これは安倍政権が軍備拡張をその最優(yōu)先目標(biāo)としていることを物語っており、その攻撃力と総合的な軍事力を拡大させていくつもりだろうとしている。

さらに曹氏は、「日本は遠(yuǎn)い地域への軍事力拡大を急いでおり、現(xiàn)在のところ、南シナ海がその第一の目標(biāo)地點(diǎn)となっているようにみられる」と指摘。そして、「日本はこのところ南シナ海において、次々と動(dòng)きを見せており、海上自衛(wèi)隊(duì)で最大規(guī)模を誇る護(hù)衛(wèi)艦『いずも』が5月に南シナ海を航海する予定のほか、日本政府は『貸與』の形でフィリピンに対し、TC-90型練習(xí)機(jī)5機(jī)を提供している。日本のこの行動(dòng)はまさに南シナ海周辺國家との関係を強(qiáng)化することを目指している」と分析している。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/TG）