2017年4月2日、杭州在線によると、清明節(jié)の墓參りで燃やす「冥銭」によって鉛中毒になる市民が続出しているという。

毎年4月4日ごろにやってくる清明節(jié)は、日本で言えば春のお彼岸に當(dāng)たる。今年は4月2?4日が清明節(jié)の3連休となった。清明節(jié)では家族そろって先祖の眠る墓を掃除し、供え物をして祈りを捧げるが、その際にこの世からあの世への「仕送り」として、お金や日用品などを模した紙を燃やすのだ。

浙江省杭州市赤十字會(huì)病院職業(yè)病科ではここ數(shù)日、來(lái)院した患者の多くが鉛中毒と診斷された?；颊撙嗽挙蚵劋取ⅳい氦欷饧垘扭漶R蹄銀を模した「冥銭」と接觸があったことが明らかになった?；颊撙摔夏箙ⅳ筏恳话闶忻瘠猡い欷?、「冥銭」加工工場(chǎng)の作業(yè)員、さらには燃やした供え物を片付ける作業(yè)員もいた。

同病院の李國(guó)輝（リー?グオフイ）主任醫(yī)師によると、多くの工場(chǎng)で生産される「冥銭」はスズ箔の代わりに鉛箔を使用しており、燃やすと大量の酸化鉛が発生して人體に危害を及ぼす可能性がある。また、カラフルな「冥銭」に用いられる顔料にも大量の鉛が含まれており、燃やすと有毒な微粒子が空気中を漂い、周囲の人が吸い込んで鉛中毒などを起こすリスクがあるという。（翻訳?編集/川尻）