浄水された水が細菌だらけ、混亂する中國の浄水器市場、商品の不合格率が高止まり―中國メディア

Record China    2017年4月4日(火) 9時10分

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中國では水の硬度や汚染の関係で水道水を飲用せず浄水器を利用する人も少なくないが、関連部門がこのほど行った検査では半數(shù)近くの浄水器が不合格と分かり、注目を集めている。資料寫真。

中國では水の硬度や汚染の関係で水道水を飲用せず浄水器を利用する人も少なくないが、関連部門がこのほど行った検査では半數(shù)近くの浄水器が不合格と分かり、注目を集めている。中國メディア?毎日経済新聞が伝えた。

調(diào)査を行ったのは江蘇省質(zhì)量技術(shù)監(jiān)督局で、國內(nèi)で人気の45ブランド60商品の浄水器が対象となった。60商品のうち28商品でラベルの記載に不備があり不合格とされた。浄水能力で虛偽記載があったのは11件で、1時間に38リットルしか浄水できないのに26倍の1000リットルと記載するケースもあった。さらに、一つのフィルターで浄水できる総量を?qū)g際よりも多く記載した商品は19に上り、浄水された水の細菌數(shù)が基準を超えたのは9商品だった。最もひどいもので細菌數(shù)は基準値の20倍だったという。

今回の調(diào)査で特筆すべき點は「高額商品が安全とは限らない」ということ。調(diào)査によると、1500元(約2萬4000円)以下の不合格率は25%で、1500?2500元(約4萬円)は60%、2500元以上は62.5%に達した。浄水器全般に言えるわけではないが、今回の調(diào)査では高額商品ほど不合格率が高い結(jié)果となった。

報道によると、同様の検査は近年各地で行われており、不合格率が70%に達するケースもあり高止まりしている。これについて専門家は、「莫大(ばくだい)な需要に目を付け多くの企業(yè)が浄水器市場に參入しているが、品質(zhì)の基準は各メーカーで異なっている。大まかな統(tǒng)計だけでも國內(nèi)には2000社の浄水器メーカーが存在するが、衛(wèi)生部門が公開したデータでは衛(wèi)生許可書を有するメーカーは500社程度。こうした衛(wèi)生許可書を持たないメーカーの橫行により浄水器市場が混亂に陥っている」と指摘している。(翻訳?編集/內(nèi)山)

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