2017年4月4日、日本政府が竹島の小島や巖礁など11カ所に日本式の地名を付けたことについて、韓國メディアが懸念を示している。

聯(lián)合ニュースなど韓國メディアは同日、「日本政府が獨島（日本名：竹島）の西島、東島を男島、女島とするなど、獨島內(nèi)の11カ所に勝手に日本式の地名を付けた」と報じた。

日本政府は國土地理院の「地理院地図」で、竹島の主要な2島を「男島」「女島」としたほか、小島や巖礁、灣などについても「五徳島」「錐巖」「洞灣」など九つの名稱を新たに付けた。國土地理院は2007年に初めて竹島の精密地図を制作した際は韓國式の名稱である西島と東島を使用していたが、今回変更した。日本政府は韓國政府が2012年に2島の最高峰を「大韓峰」「于山峰」と獨自に命名したことに対抗し、竹島の日本式の地名を決定する作業(yè)を進めてきた。

これについて、聯(lián)合ニュースは「日本政府が獨島の精密地図に勝手に名前を付けたことには、獨島の領(lǐng)有権主張を強化しようという意図があるとみられる」とし、懸念を示している。また、「日本政府は最近、『竹島は日本の領(lǐng)土』という內(nèi)容の記述を義務化するため小中學校の社會科の學習指導要領(lǐng)を改正するなど、獨島に関する歪曲（わいきょく）レベルを強めている」と批判した。

このニュースは韓國のネットユーザーの間で大きな注目を集め、記事には3000件を超えるコメントが寄せられている。コメントには「韓國も日本のすべてに韓國式の名稱を付け、日本列島を韓國化しよう」「なぜ他國の島に勝手に名前を？そんなんだから私たちが日本を許せなくなる」「日本の歴史歪曲が深刻化している。慰安婦像を全國各地に設(shè)置するべき」「日本のせいで韓國國民は平穏に暮らせない」など日本に批判的な聲と、「韓國政府は何をしているの？」「親日政府が國を動かしているからこんなことになる」「日米中の機嫌を取ってばかりいる韓國政府のせい」など韓國政府の対応を指摘する聲が多くみられた。

また、少數(shù)ではあるものの、「正直、日本の領(lǐng)土である可能性もある」「最後はより國力の強い方が勝利する。今のうちに引き下がろう」「獨島を日本にあげよう。外交紛爭は避けたい。小さな島を所有することに何の意味があるのか？」との聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）