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中國人留學生に対する印象が一変した“食堂事件”=「怒って手を出すんじゃないかと思ったが…」―日本人大學生

Record China    2017年4月5日(水) 8時40分

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31日、華字メディア?日本新華僑報網(wǎng)は、ある日本人大學生の中國人留學生に対する印象の変化についてつづった文章を掲載した。資料寫真。

2017年3月31日、華字メディア?日本新華僑報網(wǎng)は、ある日本人大學生の中國人留學生に対する印象の変化についてつづった文章を掲載した。

日本の大學に通う學生?高野さんは、中國からの留學生が大勢通っていたものの、以前はほとんど交流することがなく、校內(nèi)でも避けて通っていたほどだったという。日本人の同級生から「中國の留學生はどこにいても大聲を出すからうるさい。怒りっぽいし、怒った時の表情が怖い。集団でまとまろうという意識がない」という話を聞いていた。しかしその後、留學生への印象が一変することになる。いったい何が、彼女の見方を変えたのか。

文章によると、大學2年の時、日本人の學生と外國人留學生がグループに分かれて日本企業(yè)について研究?討論する授業(yè)があったのだが、高野さんは中國人留學生の多いグループに入った。當時、高野さんは「留學生が足手まといになる」と不満を感じ、教授にグループを変えてほしいと訴えたが斷られたという。

高野さんは當初、透明人間のようにグループ內(nèi)で存在感を消すように努め、自分の意見も口にしなかった。しかし、グループ內(nèi)で會議を行うと、人數(shù)の多い留學生たちができるだけ日本語を使おうとしていることに気付いた。また、それぞれのテーマについて、高野さんのところまでやってきて意見を聞いてきた。こうした留學生の姿勢に心を動かされた高野さんは、徐々にグループの輪に加わるようになっていったそうだ。

企業(yè)を訪問する前には、留學生たちは十分な準備とあいさつの練習を繰り返していた。留學生と一緒に電車に乗った時も、以前、同級生に聞いたほどうるさく騒ぐことはなかったという。

高野さんの心の中で、中國人留學生への印象が決定的に変わったのは“食堂事件”だった。その日、食堂でランチを食べながらディスカッションしようと約束していたため、みんなで早めに來て席取りをした。しかし、晝食を買って席に戻ると、日本人の男子學生のグループに置いていたかばんを移動され、席を取られていた。當時はちょうど晝休みで、ほかに空いている席はなかった。高野さんは心の中で「留學生が怒って手を出すんじゃないか」と心配したが、一人が男子學生に対して禮儀正しく事情を説明して席を代わってほしいと求めた。しかし、男子學生らは無視してゲームに興じていた。すると、背の高い留學生が歩み寄り、男子學生らのゲームを片付けて「移動してください」のジェスチャーを見せた。すると、男子學生らはしぶしぶその場を離れていったという。

その後、高野さんは中國人留學生にはたくさんの長所があることに気付いたという。たとえば、とても親切であること。放課後の活動には必ず誘ってくれたほか、體調が悪い時にはツイッターフェイスブックにたくさんのお見舞いの言葉が屆いた。豪快でさっぱりしていることにも驚いた。みんなで食事をすることがよくあったが、高野さんがお金を取り出すと、いつも「いいから」と言われ、おごってもらった。高野さんがみんなにごちそうしようとしても、いつの間にか誰かが払っていた。留學生からは「私たちの中で唯一の“大和なでしこ”にそんなことさせられない」と冗談交じりに言われたそうだ。

高野さんは同メディアの取材に対して、「大學2年生の時のあの授業(yè)に心から感謝しています。中國人留學生や日本で生活する中國人のイメージを変えてくれたので。今後は、中國に留學して、日中交流事業(yè)に攜わりたいと思っています」と語っているという。(翻訳?編集/北田

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