2008年4月3日、寫真やビデオのねつ造が相次ぐ中國で、今度は05年に「第1回國際ニュース寫真コンテスト（華賽賞）」で金賞を受賞した「広場の鳩にワクチンを」がねつ造と斷定された。すでに受賞は取消され、作者の「ハルビン日報」記者、張亮（チャン?リアン）氏は職場を解雇されたという。新民ネットが伝えた。

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問題の寫真は、広場でワクチンを打たれるハトの後ろで、2羽のハトが不自然に全く同じ姿かたちで飛んでいるのが「ねつ造ではないか」と指摘されていた。作者はこれを否定したが、オリジナルデータを提出するよう求められると、「消してしまった」としていた。

だが3日北京で開かれた「ニュース寫真の真実性を守るための研究討論會」で、複數(shù)の専門家が、寫真編集ソフトのフォトショップで加工したものと鑑定。ねつ造と斷定され、受賞も取り消された。

研究討論會には、中國ニュース寫真學會と國際ニュース寫真コンテストの事務局が発起人となり、マスコミ関係者や寫真の専門家など約40人が集まった。（翻訳?編集/NN）