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5日、韓國?中央日報によると、約1300年前の新羅の都の大規(guī)模な復元作業(yè)が韓國で進められているが、無理な復元により歴史遺跡としての価値が損なわれるのではないかと指摘する聲が出ている。寫真は瞻星臺。
2017年4月5日、韓國?中央日報によると、約1300年前の新羅の都の大規(guī)模な復元作業(yè)が韓國で進められているが、無理な復元により歴史遺跡としての価値が損なわれるのではないかと指摘する聲が出ている。
1000年以上の歴史を誇る遺跡が點在し、歴史遺跡地區(qū)が國連教育科學文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に指定されている慶尚北道(キョンサンブクド)慶州(キョンジュ)市では、市が中心となり「新羅王京(王國の都)核心遺跡復元?整備事業(yè)」が進められている。整備対象は歴史遺跡地區(qū)全域に及び、7世紀に建てられた東洋最古の天文臺?國寶31號の瞻星臺(チョムソンデ)をはじめ、國寶?國の史跡?名勝10余りを含む広大な規(guī)模だ。市は2025年までに9450億ウォン(約930億円)を投じ事業(yè)を推進、現(xiàn)在は復元?整備の最初の段階として発掘作業(yè)が本格化したところだ。
しかし作業(yè)が順調(diào)に進む一方で、専門家からは懸念の聲が上がっているという。同地の遺跡に関してはほとんど記録が殘っておらず、當時の姿は具體的には分かっていない。そうした中、単に「想像の都市」を造っているのではないかとの指摘だ。実際、國の機関である文化財庁文化財委員會からは昨年「計畫に不備な點が多い」として、慶州市が提出した事業(yè)推進計畫にブレーキが掛けられていた。
東國(トングク)大慶州キャンパス考古美術史學科のハン?ジョンホ教授は、現(xiàn)在進められている復元事業(yè)は「『再建』に近い」と指摘、「再建事業(yè)により遺跡が持っている価値が損なわれれば、下手をするとユネスコの世界文化遺産から抹消されかねない」と懸念を語っている。
これについて韓國のネットユーザーからさまざまな聲が寄せられているが、最も多くの共感を得たのは「復元できるならした方がいいよ。でも崇禮門(スンネムン。韓國國寶1號で南大門とも呼ばれる)一つきちんと復元できない國で、果たしてできるのかな?」とのコメントだ。
次いで目立つのは「1兆ウォン近くも使うなんて、正直、金がもったいない」「新都市造成事業(yè)よりも高くつくの?」「機上の空論で虛勢を張って…また血稅が漏れていく」と、莫大(ばくだい)な事業(yè)費用に難色を示す聲。さらに「こんな無駄なことに大金をつぎ込むとは、政治家はどうかしてる」「土に埋まった文化財は、掘り返すよりそのまま子孫に殘すのが一番では?將來の方が技術も良くなるだろうし」「やるなら京都みたいに復元してみてよ」など、考証が不十分な狀態(tài)での復元を批判するコメントが多かった。(翻訳?編集/吉金)
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