中國でなお殘る「冥婚」、290萬円で若い女性の遺骨を買う人も―香港紙

Record China    2017年4月7日(金) 14時30分

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5日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポスト電子版は、中國本土で1949年に禁止された「冥婚」の風習が現(xiàn)在も一部地域で殘っており、女性の遺骨が高額で取引される事例が起きていると伝えた。資料寫真。

2017年4月5日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポスト電子版は、中國本土で1949年に禁止された「冥婚」の風習が現(xiàn)在も一部地域で殘っており、女性の遺骨が高額で取引される事例が起きていると伝えた。

記事は新華社の報道を引用し、北部を中心とする中國の一部地域の村では死亡した未婚男性の遺族が女性の遺骨を購入して一緒に埋葬する「冥婚」の風習が殘っており、遺骨の盜掘が相次いで発生していると紹介。山西省洪洞県では2013年以降で27體の女性の遺骨が盜まれたとし、メンツ上通報しないケースも考えられることから、実際にはもっと多くの遺骨が盜まれている可能性があると指摘した。

昨年4月の清明節(jié)には同県の住民が死んだ息子のために18萬元(約288萬円)で若い女性の遺骨を購入し、埋葬した。埋葬後は日常的に息子の墓を訪れ、女性の遺骨が盜掘されないよう見張っているという。また、2015年に同じく女性の遺骨を購入した別の住民は「人形を埋葬することで気持ちを示せばいいじゃないかと言ったのだが、一族の年長者が納得しなかった」と語っている。

ある判例データベースによると、2012年以降中國の刑事裁判において40件余りの「冥婚」事件に対する判決が出ている。昨年12月には同県の裁判所が、住民に女性の死體を売った男2人に対して「遺體侮辱罪」を適用し、懲役刑を言い渡した。

現(xiàn)地では、女性の家族が死亡した場合、布団持參で數(shù)週間墓を守る、あるいはコンクリートで墓を固める、村內(nèi)の目の屆くところに墓を作るといった盜掘防止策を取る家もあるという。(翻訳?編集/川尻

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