2017年4月18日、韓國(guó)日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)選の有力候補(bǔ)らは2015年12月に締結(jié)された慰安婦問題をめぐる日韓合意について、聲をそろえて再協(xié)議を主張した。しかし、合意を白紙に戻すための方法論は多種多様だという。さらに、締結(jié)からわずか5カ月しかたっていない日韓情報(bào)保護(hù)協(xié)定（GSOMIA）に対する評(píng)価も食い違っており、次期政権発足後の日韓関係は歴史問題と安全保障問題が重なり、さらなる悪化が避けられない見通しだと伝えている。

韓國(guó)日?qǐng)?bào)と參與連帯が共同で作成した政策評(píng)価質(zhì)疑書で、各黨の候補(bǔ)者は「慰安婦合意の無(wú)効化と再協(xié)議に同意するか」との質(zhì)問に、一斉に「賛成する」と答えた。再協(xié)議に向けた事前措置として、「共に民主黨」の文在寅（ムン?ジェイン）候補(bǔ)は「まずは日韓合意の內(nèi)容を明らかにする」と強(qiáng)調(diào)した。慰安婦合意をめぐっては、協(xié)議が密室で進(jìn)められたことにより、慰安婦像の撤去に関する裏合意説などさまざまな疑惑が浮上している。ソウル行政裁判所は1月に韓國(guó)の弁護(hù)士団體の請(qǐng)求を認(rèn)め、日韓政府間の協(xié)議文書を公開するよう命じたが、韓國(guó)の外交部が控訴したため、協(xié)議の過程は今もまだベールに包まれている。

また、「國(guó)民の黨」の安哲秀（アン?チョルス）候補(bǔ)は慰安婦合意を無(wú)効化すべき理由として「被害者らとの合意が重要だ」と強(qiáng)調(diào)。1998年に當(dāng)時(shí)の金大中（キム?デジュン）大統(tǒng)領(lǐng)と小渕恵三首相が結(jié)んだ「日韓共同宣言」の精神に基づいて解決しようと主張した?！溉枕n共同宣言」は日本が植民地統(tǒng)治への謝罪、韓國(guó)が両國(guó)間の和解と文化交流を約束した宣言である。日本政府が元慰安婦に直接の謝罪表明をしていないにもかかわらず、突然合意を発表したことに対する問題提起とみられている。

「正しい黨」のユ?スンミン候補(bǔ)は「日本が再協(xié)議の要求を受け入れない場(chǎng)合は、現(xiàn)在の協(xié)議を破棄する」と述べ、事実上條件なしの無(wú)効化を主張した。日本が合意に基づいて元慰安婦支援団體に拠出した10億円についても「すぐに返還する」と強(qiáng)調(diào)した?！刚x黨」のシム?サンジョン候補(bǔ)は「協(xié)議の真相を明らかにする國(guó)政調(diào)査を?qū)g施する」とし、「合意の破棄を宣言し、被害者の立場(chǎng)に沿って再協(xié)議を行う」と述べた。また、シム候補(bǔ)も「日本に10億円を返し、元慰安婦支援団體を解散させる」との立場(chǎng)を明らかにした。

昨年11月に締結(jié)された日韓GSOMIAについては、文候補(bǔ)は「実際にやり取りした軍事情報(bào)を確認(rèn)した後に協(xié)定を延長(zhǎng)するかどうか決定する」と述べた。GSOMIAは1年ごとに更新の有無(wú)を決定するよう定められている。シム候補(bǔ)も協(xié)定の破棄を主張した。一方、ユ候補(bǔ)は「協(xié)定を維持しなければならない」との立場(chǎng)を示した。アン候補(bǔ)は「北朝鮮の核やミサイルにしっかり対応することが重要だ」とGSOMIAの必要性を認(rèn)めながらも、協(xié)定を存続させるかどうかについては立場(chǎng)を明らかにしなかった。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは「慰安婦合意は國(guó)民の同意なく、樸槿恵（パク?クネ）が勝手に締結(jié)したものだから無(wú)効だ。屈辱的な合意に強(qiáng)い怒りを感じる」「慰安婦合意は合意とは言えない。私でももっとましな合意を引き出せる」「當(dāng)然やり直すべき。そして今回の合意に関わった人たちを徹底的に調(diào)査して厳しく処罰しよう」「慰安婦合意と軍事協(xié)定を無(wú)効化し、日韓関係は新たに構(gòu)築したい」「獨(dú)島（竹島の韓國(guó)名）を狙っている國(guó)と軍事同盟？あり得ない」「次は日本に言いたいことをはっきり言える人を大統(tǒng)領(lǐng)に選ばなければならない」など、慰安婦合意やGSOMIAの無(wú)効化に賛成する聲が多く寄せられている。

一方で「國(guó)と國(guó)の約束を守らなければ、韓國(guó)が孤立することになるだけ」「いつまで慰安婦問題を引きずるの？世界に笑われているよ」との意見もみられた。（翻訳?編集/堂本）