2017年4月6日、中広網(wǎng)によると、四川省成都市の大學(xué)で、見つかった落とし物を受け取る際に手?jǐn)?shù)料を支払うシステムが導(dǎo)入され、物議を醸しているという。

近ごろ、同大學(xué)の學(xué)生が中國版ツイッター?微博上で「紛失して見つかったiPhoneを?qū)W校の警備室で受け取るときに、10元（約160円）請求された」と書き込んだところ、學(xué)生の間で注目を集めた。そして複數(shù)の學(xué)生が、同じように警備室から「遺失物引き取り料」を要求されたことを明かしたという。

落とし物の受け取りに手?jǐn)?shù)料が請求されることについて、多くの學(xué)生は「本來警備室は落とし物をそのまま學(xué)生に返すべき。少額とはいえお金を払わないと返してもらえないとうのは気分が悪い」と不満を示している。しかし一方で「警備室の立場になってみれば、落とし物を見つけてあげたんだから、多少の見返りをよこせという気にもなる」との意見もあるようだ。

學(xué)校側(cè)の責(zé)任者によれば、手?jǐn)?shù)料は落とし物を拾って屆けた學(xué)生や清掃員に報奨金として支給するという?！改康膜稀⑹挨盲郡猡韦颔庭偿啸肖筏胜わL(fēng)紀(jì)を作るため。ただ、手?jǐn)?shù)料は任意であって、強(qiáng)制はしていない」とコメントしている。手?jǐn)?shù)料の金額は落とし物の価値によって異なり、1000元（約1萬6000円）以上の物品なら20元（約320円）、それ以下なら10元とのことである。

學(xué)生の間では賛否両論のあるシステムだが、責(zé)任者は「學(xué)校では2006年よりこの制度を?qū)毪筏皮辍?014年にはルールを明確化した。今では學(xué)校の伝統(tǒng)になっており、効果は上々。今後ルールのさらなる細(xì)分化を検討している」と語っている。（翻訳?編集/川尻）