Record China 2020年10月16日(金) 6時(shí)0分
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14日、米華字サイトに「中國が國際戦略を推進(jìn)する上で最も良いタイミングを迎えている」という米國ブルッキングス研究所主任研究員の見解を紹介する記事が掲載された。寫真はニューヨーク。
2020年10月14日、米華字サイトに「中國が國際戦略を推進(jìn)する上で最も良いタイミングを迎えている」という米國ブルッキングス研究所のラッシュ?ドシ(Rush Doshi)主任研究員の見解を紹介する記事が掲載された。
記事は、ドシ氏の著作「外交政策(Foreign Policy)」を基に「米國の実力分析こそ、中國が外交戦略を調(diào)整するために重視していた要素」として、過去30年間で米國の影響を受けた中國の外交戦略の例を2つ紹介している。
1つ目は1989年の天安門事件から1991年のソ連崩壊で、米國、日本などの西側(cè)諸國では、天安門での武力鎮(zhèn)圧のイメージや、1996年の「臺(tái)灣海峽危機(jī)」などから、臺(tái)頭する中國をソ連に代わる新たな「敵」とする脅威論が出たため、トウ小平氏や江沢民氏など當(dāng)時(shí)の中國指導(dǎo)者たちは、経済発展を優(yōu)先し外交では姿勢(shì)を低くして摩擦を避ける「韜光養(yǎng)晦(とうこうようかい)」路線をとっていたこと。2つ目は、2008年の「リーマンショック」による金融危機(jī)の頃で、「この事件で中國は米國の衰退を確信した」として、中國國內(nèi)では金融緩和と公共事業(yè)を柱とした4兆元(約54兆円)の経済対策により世界2位の経済大國の座を手に入れた後、「一帯一路」構(gòu)想を打ち出し、経済活動(dòng)を國內(nèi)市場(chǎng)から地球規(guī)模に拡大するなど、積極的な戦略を展開したことを挙げた。
さらに記事は、「英國のEU(歐州連合)脫退と米國のトランプ政権誕生に始まる今」を3つ目として、米國がTPP(環(huán)太平洋連攜協(xié)定)や溫暖化対策の「パリ協(xié)定」から離脫して內(nèi)向きに転じている現(xiàn)在こそ、「米國の衰退が加速し、中國が全世界で米國の地位に挑戦する機(jī)會(huì)が増える」というドシ氏の見解を紹介。同氏は、習(xí)近平國家主席が2018年に「今日の世界は100年に1度の大きな変革期を迎えており、人類社會(huì)は希望と挑戦に満ちている」と発言したことや、清華大學(xué)國際関係研究院の閻學(xué)通(イエン?シュエトン)院長や中國現(xiàn)代國際関係研究院米國研究所の袁鵬(ユエン?ポン)所長などの學(xué)者が「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の政策により同盟國との関係が悪化しているため、西側(cè)諸國から集団で封じ込め政策を受けることはない」「米國は新型コロナウイルスへの対応が不適切だったために影響力を大きく損ねている」などと発言していることに觸れ、「中國は現(xiàn)在、國際戦略を推進(jìn)する上で最も良いタイミングを迎えている」「米國の封じ込め政策は中國にとっても心配だが、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は短期の高いリスクと引き換えに、長期の利益を中國にもたらすだろう」と述べた。(翻訳?編集/原邦之)
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