2008年4月4日、江蘇省南京市で就業(yè)時(shí)間中にリンゴを食べたことを理由に解雇された妊婦が會(huì)社と爭(zhēng)っていた裁判が結(jié)審した。裁判所は會(huì)社の不備を認(rèn)め、妊婦の解雇取り消しと6760元（約9萬(wàn)5000円）の賠償を命じた?，F(xiàn)代快報(bào)が伝えた。

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原告の王（ワン）さんは南京の會(huì)社で木材調(diào)達(dá)の仕事を擔(dān)當(dāng)、妊娠5か月となったが仕事を続けていた。問(wèn)題となったのは出勤時(shí)にリンゴを一個(gè)持っていったこと。同社の規(guī)則では就業(yè)時(shí)間中に物を食べた社員には10元から20元（約140円から280円）の罰金が命じられ、罰金を拒否した場(chǎng)合には即日解雇することが定められていた。リンゴを証拠として會(huì)社は罰金を命じたが、王さんは退勤後に食べるつもりだったとして拒否、會(huì)社は就業(yè)時(shí)間中に食事したこと、インターネットで遊んでいたこと、また會(huì)社規(guī)則の罰金命令に従わなかったことを理由に解雇した。

これを不服とした王さんは労働仲裁委員會(huì)に提訴し勝利した。會(huì)社側(cè)は訴訟に持ち込んだが、再びの敗訴となった。裁判所はリンゴを食べただけで解雇するという社內(nèi)規(guī)定は明らかに「労働法」に違反したものだと指摘、また同法が労働者が治療、妊娠、出産、育児期間にある場(chǎng)合の雇用契約打ち切りを禁じているとして、育児期間終了までの雇用継続と賠償金を命じた。（翻訳?編集/KT）