日本のゆとり教育失敗から何を?qū)Wべるか―中國(guó)紙

Record China    2017年4月13日(木) 17時(shí)50分

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12日、中國(guó)紙?北京青年報(bào)は日本のゆとり教育失敗から得られる教訓(xùn)について分析した。資料寫(xiě)真。

2017年4月12日、中國(guó)紙?北京青年報(bào)は日本のゆとり教育失敗から得られる教訓(xùn)について分析した。

記事は、日本が高度経済成長(zhǎng)期に高等教育の需要が高まったが、過(guò)度の詰め込み教育や子供への負(fù)擔(dān)に批判の聲も高まったと紹介。そのため1976年に文部省が「ゆとりある教育」の展開(kāi)を目指す答申を行い、その後の教育方針となったと伝えた。

しかし、30年間にわたるゆとり教育で、子どもの負(fù)擔(dān)が軽減することはなく、むしろ「公立の弱體化、私立の肥大化」を招き、中産階級(jí)家庭の負(fù)擔(dān)が増大し、國(guó)民の學(xué)力低下、モンスターチルドレンの出現(xiàn)などの悪影響が出たと指摘。ゆとり世代は、外部から頭が空っぽで、ふてぶてしく、大志がないなどのレッテルを貼られることとなったと紹介した。

そのため日本政府は、2020年から実施する新たな學(xué)習(xí)指導(dǎo)要領(lǐng)では、授業(yè)時(shí)間や內(nèi)容を大幅に増やしたことを紹介。ゆとり教育との決別を明確にしたと多くの人が理解したという。

これを受けて、かつての日本同様、詰め込み教育の傾向が強(qiáng)い中國(guó)では、民度教育を重視する人はこの失敗例をよく見(jiàn)た方がいいとの意見(jiàn)があるものの、記事は「子どもの負(fù)擔(dān)を減らし、楽しく學(xué)習(xí)してもらうことは間違っていない」と、こうした見(jiàn)方に異議を唱えた。

その上で、民度を向上させ、負(fù)擔(dān)を軽減するという趣旨そのものは間違っておらず、いわゆる「ゆとり教育」とは、単純に授業(yè)時(shí)間と內(nèi)容を減らすだけのことではないと主張。教育の量も重要だがその質(zhì)はもっと重要であり、學(xué)習(xí)內(nèi)容に対する興味が高まれば子どもは負(fù)擔(dān)とは感じないはずで、子供の學(xué)習(xí)意欲を高めることが重要だと論じた。

結(jié)論として記事は、日本の30年間のゆとり教育から中國(guó)が學(xué)べることは、教育改革はよく熟考した上で実施し、ゆっくりではあっても決して軽はずみに行動(dòng)すべきではないということであり、失敗の許されない教育改革は慎重に行うべきであるということだと結(jié)んだ。(翻訳?編集/山中)

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