2017年4月11日、米ユナイテッド航空の乗客引きずり降ろし問題をめぐり、中國のネット上に「米航空會社に中國人激怒、日本の航空會社のやり方を知っているか？」と題する文章が掲載された。

米シカゴ國際空港で現(xiàn)地時(shí)間9日に起きたこの問題は、オーバーブッキングを理由に、拒むベトナム系男性を強(qiáng)制的に機(jī)內(nèi)から引きずり降ろしたというもので、ユナイテッド航空には批判の聲が寄せられている。文章は冒頭で騒動の経緯を説明し、同社CEOが出した聲明を「通り一遍の聲明で口先だけの言葉」と指摘。その上で「この問題は日本メディアも次々と報(bào)じており、このような事態(tài)が日本で起こったらどうなるか再考している」とつづり、日本での対応を次のように紹介している。

まず、オーバーブッキングは日本にも存在する問題で、座席數(shù)を上回る數(shù)の航空券を販売することは多くの航空會社が行っている経営手段の1つとも言える。座席の不足が発生した際に日本航空と全日空の國內(nèi)線で使用されるのが「フレックストラベラー制度」。この制度は自主的に便の変更などに応じてくれる客を會社が募り、協(xié)力者に対して協(xié)力金の支払いなどを行う制度で、文章は「日本の航空會社は態(tài)度の面でも丁寧」との説明を付け加えて「座席不足が発生したらチェックインカウンター前に振り替え便、協(xié)力金に関する情報(bào)が明記された案內(nèi)板が出される」と紹介。國土交通省関係者の話として「日本では安全上の問題がある場合を除き、オーバーブッキングを理由に強(qiáng)制的に客を降ろすことなど発生したことはない」とも伝えている。

さらに、「ユナイテッド航空の暴力的なやり方、通り一遍の聲明に比べ、日本の航空會社の対応方法はとても優(yōu)れている」と評価。フライト遅延が起きた際に日本の航空會社が取った対応を取り上げ、「會社はただちに乗客に事情を説明し、乗客の理解を得るための謝罪を乗務(wù)員全員が行った」と紹介した。（翻訳?編集/野谷）