2017年4月12日、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルによると、米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は同日、米財務(wù)省が近く公表する為替報告書で、中國を「為替操作國」に認(rèn)定しない考えを示した。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は取材に対して、「中國は為替操作國ではない。この數(shù)カ月間の狀況から見ると、中國は為替を操作していない」との見方を示した。新華社が伝えた。

米國メディアの報道によると、米財務(wù)省は近く最新の為替報告書を発表する。同省は昨年10月に発表した同報告で、「中國を含む米國の主要な貿(mào)易相手國について、為替操作の法的定義に抵觸する相手國はなかった」と説明している。

ジェイコブ?ルー財務(wù)長官は今年1月、?過去18カ月、中國は人民元為替レートの安定に力を入れているが、人民元安に導(dǎo)いて不公平な貿(mào)易政策によって優(yōu)位性を得ようとはしていない?と指摘し、「トランプ政権が中國の政策を、人民元安に導(dǎo)いて不公平な貿(mào)易政策によって優(yōu)位性を得ようとしていると見なすなら、非常に危険」と警告していた。

米國商務(wù)省の元官僚である、オルブライト?ストーンブリッジグループのシニア顧問のヘンリー?レビン氏は取材に対して、「中國を『為替操作國』に認(rèn)定するのは、極めて間違った行為。中國は現(xiàn)在、これ以上人民元安になるのを阻止しようとしている」と指摘している。

國際通貨基金（IMF）やピーターソン國際経済研究所などの機構(gòu)の研究によると、中國は過去2年「為替操作」を行っていないことを示しており、中國が「為替操作」をしているという非難に根拠はないとしている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）