16日に中國の江蘇省無錫市で閉幕したアジア卓球選手権で、日本の平野美宇が女子シングルスで21年ぶりの優(yōu)勝を果たし、中國で注目を集めている。中國の卓球?qū)熼T誌?ピンポン世界はネットに掲載したコラムで、平野の優(yōu)勝に対する劉國梁（リウ?グオリアン）中國卓球代表総監(jiān)督の見解を紹介した。

（平野美宇の優(yōu)勝は）個(gè)人的に非常に複雑な心境だ。中國卓球の総監(jiān)督として中國を勝たせることが私の責(zé)任だが、同様に卓球を世界に広めることも重要な責(zé)務(wù)である。卓球を広める上で、各國に卓球を重視してもらう必要があり、かつ競爭力も必要になってくる。中國は他國より高い実力を身に付けるしかない。

日本は中國を打ち破るために長年苦労してきた。中國にできることは他の國もできるということだ。東京五輪では日本はホームで中國を迎え撃つ。中國にとっては重圧となるだろう。（平野の優(yōu)勝は）中國に警鐘をならした。優(yōu)勝したのが福原愛や石川佳純ならまだよかった。彼女らはすでにプレースタイルが完成しているからだ。一方、平野美宇はまだまだ成長する可能性を秘めている。

今回初めて平野美宇のプレーを真剣に見た?？琢钶x（コン?リンフイ）監(jiān)督（中國の女性代表監(jiān)督）が彼女を「技術(shù)が中國の上を行っている」と評(píng)価したが、実に客観的な評(píng)価である。彼女は始終落ち著いており、これまでの日本選手を超越した技術(shù)を持っている。中國は女子シングルスで金メダルを失ったが、中國にとってはプラスとなるだろう。相手より成長ができなければ勝てないということを認(rèn)識(shí)する必要があり、リズムを壊されたからこそ中國はもっと強(qiáng)くなれるのだ。（翻訳?編集/內(nèi)山）