中國初の國産空母が近く進水、専門家「作戦能力が大幅に向上」―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年4月19日(水) 8時20分

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中國初の國産空母が近く進水するとの情報が注目されている。

中國初の國産空母が近く進水するとの情報が注目されている。軍事専門家の梁芳氏は中國中央テレビ(CCTV)の取材に「外観とトン數(shù)では、初の國産空母は空母『遼寧』と余り大きな違いはないが、內(nèi)部構(gòu)造、設(shè)備水準(zhǔn)は大きく変化し、フェーズドアレイレーダーも裝備しており、作戦能力は大幅に向上する」と指摘した。人民網(wǎng)が伝えた。

3月30日の國防部(國防?。┒ɡ浾邥姢菂抑t報道官は「わが國初の國産空母は現(xiàn)在裝備?設(shè)備の取り付け作業(yè)を行い、大変順調(diào)に進んでいる。さらなる良い知らせについてだが、みなさんを長く待たせることはないと信じる」と述べた。

中國初の國産空母と「遼寧」の違いについて、梁氏は「外観とトン數(shù)では、初の國産空母は『遼寧』と余り大きな違いはないが、內(nèi)部構(gòu)造、設(shè)備水準(zhǔn)は大きく変化した。これは主に次の點にある。第1に、設(shè)計理念の違い。遼寧の初期設(shè)計は巡洋艦式空母であり、対艦ミサイル、対潛裝備など大型裝備を艦首に多く備えている。一方、初の國産空母の設(shè)計理念は航空兵の役割発揮だ。第2に、船室が大きく変わった。初の國産空母は設(shè)計當(dāng)初から巡洋艦の機能がなく、純空母機能であり、全ての船室は中國軍の実際のニーズに基づき設(shè)計され、多くのスペースを節(jié)約して艦載機を搭載する。第3に、動力の違い。初の國産空母は動力系統(tǒng)も中國軍のニーズに基づき開発されている。全體的に言って、初の國産空母の総合作戦能力は大幅に向上する」と指摘した。

中國初の國産空母にはどのような技術(shù)的ブレークスルーがあるのだろうか。梁氏は「初の國産空母の技術(shù)水準(zhǔn)は米軍と比べるとまだ大きな落差がある。だが中國の現(xiàn)在の科學(xué)技術(shù)水準(zhǔn)、経済力及び國家戦略の必要について言えば、空母建造はすでに大変大きな進歩と成功を得た??漳搁_発の道は長く、海軍全體の発展に影響を及ぼし、海軍の作戦能力を質(zhì)的に飛躍させる。國産空母は海軍の訓(xùn)練モデルの変化も先導(dǎo)する?,F(xiàn)在、『遼寧』は試験艦、訓(xùn)練艦として、すでに一応の戦力を形成した。初の國産空母が第2の空母艦隊の態(tài)勢を整えれば、艦艇?航空機協(xié)同、空母間連攜、各軍兵種間協(xié)同作戦などの訓(xùn)練モデルに、重大な変化が生じる」と指摘した。

「2つの空母艦隊を保有すれば、中國軍の空母配置はより柔軟になり、空母がさらに大きな役割を発揮するようになる。空母は國の海洋権益維持、海外利益拡大の面において代替不能な役割を発揮する」と梁氏は指摘した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集NA)

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