4月17日、ロシア週刊誌「論拠と事実」に、ロシア高等経済學(xué)院東方學(xué)研究室のアレクセイ?マスロフ主任による「中國はどのように汚職を撲滅するか」と題した記事が掲載された。以下はその內(nèi)容。

近年、中國は國外逃亡した汚職官僚を追跡調(diào)査し、違法な手段で収得した財(cái)産を國庫に返卻させるよう努めている。ロシアは、中國の取り組みを參考に出來るはずだと記事は伝えている。

直近の3年間で、中國は世界90カ國あまりに逃亡していた2500人もの汚職官僚を本國へ連行し、數(shù)十億ドル相當(dāng)を押収した。中國の刑法では、汚職官僚は死刑に処される可能性がある。だが、全ての汚職官僚を死刑するわけではない。汚職官僚を全て死刑にしても、汚職の根本的解決には繋がらないと考えているからだ。

中國の習(xí)近平主席は、「汚職撲滅運(yùn)動(dòng)は國家存亡に関わる重大事案である」と述べた。政府は汚職撲滅運(yùn)動(dòng)を極めて重視しており、根本的解決を目指した政府方針を制定するに至った。個(gè)人の汚職を摘発するだけではなく、組織的な汚職にも徹底的にメスを入れるということだ。

厳しい取締りに加え、汚職を未然に防ぐため、中國は様々な取り組みを進(jìn)めている。企業(yè)のオフィス面積が基準(zhǔn)を超過することの禁止、高額接待を防止するために高級ホテルの使用禁止などの規(guī)則が策定された。接待の支出金額と贈(zèng)呈品の価格帯も明確に規(guī)定された。

また、國外に逃亡した汚職官僚について、中國は現(xiàn)地當(dāng)局と連攜して送還させる取り組みを始めている。中國は積極的に関係各國と協(xié)議し、汚職官僚の逃亡を許しておくのは各國にとって利益にならないと訴えている。多くの國は中國からの投資を必要としており、中國との摩擦を避けるために汚職官僚の中國への送還に応じる。

現(xiàn)在、ロシアでも汚職官僚の追跡調(diào)査が始まり、関係各國に対して公式の聲明を出した。ロシアは中國の取り組みから學(xué)び、政権內(nèi)の汚職を撲滅するよう努めるべきだ。そして、ロシアの官僚や政治家は、重要な経済政策を決定する際、常に汚職問題を考慮しなければならない。経済界と政府の利益が結(jié)びつくと、汚職が生じる可能性が高まるからである。（提供/環(huán)球網(wǎng)?編集/黃テイ）