日本人技師像の頭部切斷、反日勢力と反中勢力の対抗か―臺灣

Record China    2017年4月19日(水) 15時30分

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17日、BBC中文網(wǎng)は記事「八田與一像の首が落とされる、反日?反中の対抗関係は続くのか?」を掲載した。動機についてはいまだに明らかとなっていないが、民進黨政権による「脫蔣介石」への抵抗と指摘する聲もある。資料寫真。

2017年4月17日、BBC中文網(wǎng)は記事「八田與一像の首が落とされる、反日?反中の対抗関係は続くのか?」を掲載した。

16日、臺灣?臺南市の烏山頭ダムで、日本人技師?八田與一氏の銅像の頭部が切り取られていることが明らかとなった。八田氏は日本統(tǒng)治時代の臺灣でダムやかんがい施設の建設に盡力した人物。銅像は1986年前に建立され、現(xiàn)地の農(nóng)民からも尊敬を集めていた。

17日、元臺北市議會議員の李承龍(リー?チョンロン)氏がSNSで自らの犯行だと発表した。仲間の女性と2人で、15日にノコギリを使って頭部を切り落としたという。同氏は一國二制度による中國との統(tǒng)一を主張する中華統(tǒng)一促進黨に加盟している。今回の行動は「義挙」だと主張している。

動機についてはいまだに明らかとなっていないが、民進黨政権による「脫蔣介石」への抵抗と指摘する聲もある。民進黨政権になって國民黨の獨裁統(tǒng)治時代に作られた各地の蔣介石像の撤去が進められている。急進的な臺灣獨立派が勝手に像を破壊する事件もあった。蔣介石に代表される一つの中國に対抗する「反中」の流れに、八田與一像の破壊という「反日」で対抗しようした可能性が高い。(翻訳?編集/

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