中國高速鉄道、沿線がごみの山に―中國メディア

Record China    2017年4月20日(木) 6時10分

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18日、中國では各地に高速鉄道が建設され、人々の生活の利便性を高めているが、その沿線に無數の巨大なごみの山ができており、旅情も何もなくなっている。寫真は上海の高速鉄道沿線。

2017年4月18日、中國では各地に高速鉄道が建設され、人々の生活の利便性を高めているが、その沿線に無數の巨大なごみの山ができており、旅情も何もなくなっている。央視新聞が伝えた。

北京から上海へ向かう高速鉄道に乗り込み、出発してしばらくすると都市部を抜けてのどかな村々や田園風景が続くが、経由駅の天津に到著するアナウンスが流れる頃になると、さびついた金屬廃棄物や建設廃棄物、廃棄自動車の山が數キロにわたって続く。

こうしたごみの山に混じって、さまざまな廃棄物回収業(yè)者が軒を連ねている。地元住民によると、ごみが廃棄されている土地は以前は國有農場で、現在はその後継企業(yè)が所有。2008年に高速鉄道の建設がスタートした際に土地の一部が徴用され、開通後から徐々に現在の様子に変わっていった。

廃棄物回収業(yè)者の多くは家族経営で、正規(guī)に手続きを経ないまま営業(yè)しており、プレハブでできた建物も許可を得ていない。土地を所有している企業(yè)は回収業(yè)者に土地を貸したわけではなく、賃料を得ているわけでもなく、土地徴用の混亂の中で強引に占有されたのだという。

企業(yè)も取り締まりを行っているものの、職員が取り締まりをしたがらなかったり、農場がもともと國有地だということなどから、取り締まりが徹底できない狀態(tài)にあると責任者は話す。同じような狀態(tài)に置かれているのはこの企業(yè)だけでない。

そうした中、天津市は3月から高速鉄道や高速道路沿いの環(huán)境改善に著手。少しずつだが、ごみの山や不法に占拠している廃棄物回収業(yè)者は排除されつつあり、その土地を緑地にして、違法な建物を作りにくくする対策を進めている。

中國國內の高速鉄道は営業(yè)距離2萬キロを超える中國の顔になっているが、沿線の土地を不法に占拠したり、廃棄物を運び込んだりすることは全國各地で見られる現象となってしまっている。(翻訳?編集/岡田)

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