2017年4月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、現(xiàn)在朝鮮半島の情勢(shì)が緊迫化していることについて、韓國にも責(zé)任があるとする社説を掲載した。

社説はまず「韓國は朝鮮半島における政治主體の一つ。今の半島の緊張狀態(tài)は、韓國に責(zé)任がある。韓國は自らを『罪のない被害者』と認(rèn)識(shí)してはならない」と忠告した。

その上で「近ごろ、韓國は半島情勢(shì)において然るべき役割を果たしておらず、まるでかまどに空気を送り込むふいごのような振る舞いだ。3月8日に中國が北朝鮮のミサイル発射?核実験、米韓合同軍事演習(xí)の停止を提起した際、韓國が最も明確に拒絶を示したほか、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）に関してペンス米副大統(tǒng)領(lǐng)が訪韓前にどっちつかずの姿勢(shì)を示したのに対し、韓國政府は米國に『立場(chǎng)が変わらないことを明言せよ』と迫った」と論じている。

さらに「先日の米中首脳會(huì)談では韓國政府、韓國世論のいずれも焦りの色を見せたほか、韓國世論は中米の決裂や中朝関係への挑発を喜んでおり、まるで半島情勢(shì)の緩和を望んでいないかのような印象を受ける」と指摘した。

そして「韓國の保守勢(shì)力は朝鮮半島の平和と、『亂世で功を立てること』のどちらに興味を持っているのか。朝鮮半島で戦爭を起こして、國民を戦火に巻き込みたいと考えているのか。かつての太陽政策失敗を北朝鮮のせいばかりにして、米韓の落ち度について考えたことはあるのか」とたたみかけるように問い掛けた。

最後に、「韓國政府は戦爭で北朝鮮政権を崩壊させ、スムーズに半島を統(tǒng)一するなどという幻想を持ってはならない。彼らが現(xiàn)実主義の姿勢(shì)を持ち、半島の平和を一番に考えることを心から願(yuàn)う」としている。（翻訳?編集/川尻）