2017年4月20日、韓國(guó)?京郷新聞によると、世界で唯一、韓國(guó)だけに自生するチョウセンシラベ（朝鮮白ヒノキ）が絶滅の危機(jī)に瀕（ひん）している。

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チョウセンシラベは智異山などにも分布しているが、済州の漢拏山に世界最大規(guī)模の森がある。しかし、漢拏山のチョウセンシラベの半分が枯死しているという。チョウセンシラベは國(guó)際自然保護(hù)連盟（IUCN）の絶滅危懼種にも指定されている。

済州島は19日、今年から2016年までの10年間、45億9000萬(wàn)ウォン（約4億3700萬(wàn)円）の國(guó)費(fèi)を投入し、チョウセンシラベの枯死原因についての研究と復(fù)元事業(yè)を行うと明らかにした。漢拏山のチョウセンシラベは最近10年で急速に枯死が進(jìn)んでいる。済州島の調(diào)査の結(jié)果、漢拏山のチョウセンシラベの森の中で枯れ木が占める割合は45．9％に達(dá)する。チョウセンシラベの森の面積は2006年には738ヘクタールだったが、2015年には626ヘクタールにまで縮小した。

チョウセンシラベの枯死原因としては、気候の変化による生育基盤(pán)の悪化が指摘されている。2000年代以降の気候変化による積雪量の減少、度重なる臺(tái)風(fēng)や集中豪雨が枯死を進(jìn)める原因となった。コ?ジョングン生物圏地質(zhì)公園研究課長(zhǎng)は「チョウセンシラベは一定期間雪に埋まっていなければならないが、最近は積雪量が減少しているため、上の部分は日を浴びて光合成をしているが、根は凍っている。つまり、水の不均衡、水ストレス?fàn)顟B(tài)になっている。また、過(guò)去より強(qiáng)力で、頻繁に発生するようになった臺(tái)風(fēng)や集中豪雨により土壌が流出し、根が不安定になる狀況も繰り返されている」と説明した。

済州島世界遺産本部はチョウセンシラベの枯死が急速に進(jìn)んでいることを受け、復(fù)元事業(yè)にも力を入れている。今後、海抜700メートルの地點(diǎn)にチョウセンシラベの生産基盤(pán)を用意し、毎年2萬(wàn)本以上の苗木を供給する計(jì)畫(huà)だという。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「漢拏山への立ち入りを制限するべき」「大した理由もなく木を切るのはやめよう。韓國(guó)は今、大気汚染を改善するために1本でも多くの木が必要な時(shí)なのだから」「チョウセンシラベだけではない。全ての動(dòng)植物が生きにくく、絶滅危懼種はどんどん増加している」「ホテルやカジノの建設(shè)だけは防ごう」「金のために中國(guó)人に土地を売る人が多いから自然が消えていく」などと心配する聲が寄せられている。

そのほか「気候の変化による自然植生の変化を人為的に防止しようというのも傲慢な発想。チョウセンシラベの森が消えたら、また別の植生が現(xiàn)れるのだから」「済州島の溫度が上がることはどうしようもない。溫度の低い地域で復(fù)元するべき」「半分が枯死するまでの間何をしていた？」「異常気象は金で解決できない。ただ放っておけばいい」と指摘する聲も寄せられた。（翻訳?編集/堂本）