Record China 2017年4月22日(土) 1時20分
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20日、韓國?朝鮮日報は、韓國の住宅街で救急車のサイレンに対する苦情が相次いでいる実態(tài)を伝えた。寫真は韓國の救急車。
2017年4月20日、韓國?朝鮮日報は、韓國の住宅街で救急車のサイレンに対する苦情が相次いでいる実態(tài)を伝えた。
韓國南部の都市?光州(クァンジュ)市內には住宅街近くに大病院が2カ所ある一角があり、サイレンを鳴らして走る救急車が多いことから、近隣住民から「サイレンの音のせいで夜中に目が覚める」などの苦情が多く寄せられていた。そこで、區(qū)役所が2?3カ月前から「ここは住宅街です。救急車両のサイレン音量を少しだけ小さくしてください」と書いた橫斷幕を設置したところ、サイレンの騒音被害は大きく減ったという。
しかし住民からの苦情を意識し過ぎて、一刻を爭う救急患者を乗せた救急車がサイレンを鳴らせないという副作用も生じている。同市救急隊員のキムさんは「道路が渋滯した場合、サイレンを鳴らして避けてもらうしかないが、橫斷幕の設置以降、出動時にサイレンを鳴らすのにも周りの顔色をうかがわなくてはならない」と話した。
サイレン問題は光州市に限ったことではない。 昨年1年間でソウル市のコールセンターに寄せられたサイレン苦情は300件を超えるという。そのため全國の消防本部では、救急車のサイレンを國土交通部の許可基準である90?120デシベルを超えないよう教育している。また、昨年7月からは緊急以外の狀況で無斷でサイレンを鳴らして摘発された場合、4萬?7萬ウォン(約3800?6700円)の罰金が課されるようになった。
この報道を受け、韓國のネットユーザーからは、苦情を寄せた住民への批判の聲が相次いでいる。コメント欄には「こういう住宅街には救急車を送らないようにしよう。なんでこんなことも理解できないの?」「もし自分が救急車に乗るような狀況になったらどうするつもり?本當に自分勝手だ」といった聲のほか、「區(qū)役所も區(qū)役所。橫斷幕を掛けるなんて何を考えてるの?」「汚い世界だな」「さすがヘル朝鮮(地獄のような韓國)。世界のどこに『夜うるさいからサイレンを小さくしろ』という國がある?」など自治體や國民に対する怒りの聲が並んだ。
また「うちのベランダから消防署が見える。私は近くにある消防署のおかげで安心できる」とサイレンに理解を示すコメントや、「救急患者の移送中は、不便かもしれないけどサイレンを理解してもらいたい。使命感を持って現場を駆け回る私としては、區(qū)役所の橫斷幕はどうかと思う。利己的な社會の風潮が殘念だ」と強い使命感を持った現職の消防士からのコメントもみられた。(翻訳?編集/松村)
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