2017年4月20日、韓國?ニューシスによると、韓國検察が樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)の妹である樸槿令（パク?クンリョン）元育英財団理事長を出頭させ、取り調(diào)べを行うことが分かった。

ソウル中央地検の刑事5部は20日、樸槿令氏に被疑者として28日午後2時に検察に出頭するよう通知したと明らかにした。

樸槿令氏は昨年7月、イ?ソクス元特別検察官による監(jiān)察の過程で1億ウォン（約950萬円）余の詐欺の疑いが発覚し、検察に告発されていた。特別検察官は大統(tǒng)領(lǐng)の配偶者と4親等以內(nèi)の親族、大統(tǒng)領(lǐng)秘書室の首席秘書官以上の公務(wù)員を監(jiān)察する。樸槿令氏は2014年4月、ある人物から1億ウォンを借りた後、期限までに返済しなかった疑いが持たれている。しかし、被害者は昨年11月、「樸槿令氏に対する処罰を望まない」との考えを検察に伝えていたことが分かっている。

同事件は當(dāng)初、刑事8部が擔(dān)當(dāng)していたが、同部が樸前大統(tǒng)領(lǐng)友人をめぐる國政介入事件の捜査に加わることになったため、刑事5部に割り當(dāng)てが変更された。検察は樸槿令氏を出頭させ取り調(diào)べを行った後、起訴の可否を判斷する方針だという。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「詐欺師の家系なのだろう。姉は國民をだました」「樸槿恵の橫の部屋に収監(jiān)してあげて」「樸槿恵が今も大統(tǒng)領(lǐng)だったら、検察はここまでしていなかっただろう」「姉妹そろって罪を犯すなんて情けない」「姉も妹も法律をばかにしている」など、収賄などの容疑で逮捕され、ソウル拘置所に収監(jiān)されている樸前大統(tǒng)領(lǐng)に関連したコメントが多く寄せられている。

そのほか、樸槿令氏が過去に慰安婦問題などに関し「日本寄り」の発言をしていたことから、「罪を償った後は日本に行って暮らしなさい」「親日が発覚した時から嫌な予感がしていた」などのコメントもみられた。（翻訳?編集/堂本）