人民網(wǎng)日本語版 2017年4月21日(金) 22時30分
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2年に1度開催される上海モーターショーが今年も予定通りにスタートした。
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2年に1度開催される上海モーターショーが今年も予定通りにスタートした。會期は今月19日から28日までで、世界の自動車産業(yè)の最新の変革と発展を集中的に展示する場所になる。今回は國內(nèi)外の自動車メーカー1千社あまりが出店し、展示面積は36萬平方キロメートルを超え、出展される完成車は1400臺、そのうち世界初お目見えが113臺に上る。注視されるのは、インターネット自動車メーカーを代表とする自動車製造の新たな勢力の臺頭で、メディアや來場者の注目の的になっている。北京日報が伝えた。
【その他の寫真】
▽ブラックテクノロジー、フロントガラスがナビ畫面に
この大規(guī)模なモーターショーで、新車を除いてもっとも注目を集めているのは各種産業(yè)にかかわるブラックテクノロジーだ。
自動車を運転するときは常にナビゲーション裝置を使用するものだが、攜帯電話のナビアプリにしろ車內(nèi)に設(shè)置されたナビシステムにしろ、ドライバーが目線を下げて畫面を見る必要があり、危険な狀態(tài)に陥りやすい。上海汽車工業(yè)傘下の栄威が打ち出したスポーツ用多目的車(SUV)の電気自動車(EV)「光之翼」は、軍の戦闘機に搭載されてきたヘッドアップディスプレイ(HUD)を自動車に移植し、ナビ情報をフロントガラスに映し出す。これに拡張現(xiàn)実(AR)技術(shù)を加えて、投影された情報がより見やすくなっており、科學(xué)技術(shù)の息吹が濃厚に感じられる。
日産自動車は仮想現(xiàn)実(VR)技術(shù)を利用した翼つき飛行裝置を出展した。VRメガネをかけ、體を裝置に預(yù)けると地面から持ち上げられ、これににおいや水しぶきが発生する裝置の効果も加わって、高い上空から急降下する感じ、峽谷や滝やジャングルの間を飛び回る感じなど、さまざまな場面をリアルに體験することができる。北京汽車集団は傘下の北京通用航空のヘリコプター「AW119」、「小青竜」ブランドのドローン、「天眼」プロジェクトのドローン、航空機「P750」の模型を出展した。
超小型タービン発電機レンジエクステンダーとスーパー電池(スーパーキャパシタ)という動力の組み合わせが大きな注目を集めている。正道汽車(ハイブリッド?キネティック?モーターズ)が獨自に開発したグラフェン?スーパーキャパシタはエネルギー密度が1キログラムあたり300ワット毎時に達し、持続的な充放電が4萬回以上可能で、ガソリンと電気を併用した場合の総航続距離は1000キロメートルを超える。
▽新エネルギー、電動コンセプトカーが注目點に
フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下のスコダのブースには、3タイプの自動運転システムの電動コンセプトカー「Vision E」が並び、多くの來場者が足を止めていた。スコダによると、「高速道路では自動運転が可能で、停車時には何もしなくても自動的に停車位置に移動する。渋滯時には獨立した操作を行う」という。スコダは航続距離が500キロメートル、最高時速が180キロメートルに達する四輪駆動の電気自動車(EV)第1弾を今回のショーでお披露目した。VWはクーペとSUVをクロスオーバーで融合させたEV「I.D.CROZZ」について、20年に中國での大量生産を?qū)g現(xiàn)させるとしている。
今回のモーターショーに出展された新エネルギー車は159臺で、このうち國內(nèi)メーカーが96臺、海外メーカーが63臺だった。大手メーカーの先端技術(shù)、最新の設(shè)計、環(huán)境保護理念を體現(xiàn)する電動コンセプトカーが大きな注目點となり、モバイルインターネットや自動運転などの新興技術(shù)との連攜が今後の自動車の発展トレンドになるとみられる。
北京新能源汽車(北汽新能源)は傘下の重量級製品8車種を攜えて登場した。4月に発売されたばかりのビジネス車「EH300」、スタンダード車の「EU260」や「EC180」、さらに高級ブランドの「ARCFOX-1」や「ARCFOX-7」などがある。今回初お目見えとなったのは航続距離400キロメートルの「EX400L」のSUVニューモデル車で、來年の発売が予定される。このほか観致汽車の「Model K-EV」、広汽伝祺の「GE3」、比亜迪の「宋EV」などの新エネルギー車が続々登場し、來場者の目を楽しませた。
▽新ブランド、妍を競うインターネット自動車メーカー
過去のモーターショーに比べて、今回は規(guī)模が過去最大であるだけでなく、自動車の新ブランドの姿が多くみられるところに特徴がある。
11車種をひっさげてモーターショーに登場した蔚來汽車は新參組だが、伝統(tǒng)的メーカーの目の前で臆することなく大規(guī)模な陣営を張った。會場の國家エキシビションセンター7.1館をみると、蔚來の展示面積は3600平方キロメートルに達し、新顔ブランドの中で出展の陣容がもっとも大きい。最新の量産車「蔚來ES8」が初めて公開され、主力車種の「超[足包]EP9」も予約販売をスタートした。第1段の6臺のオーナーには馬化騰氏、劉強東氏、雷軍氏ら6人の起業(yè)家?投資家の名前が並び、第2段は限定10臺が製造されるという。
ネット企業(yè)が産業(yè)の入り口に群れなす自動車分野にあって、こうした自動車製造の新たな勢力は今や翼に力を蓄えて羽ばたこうとしており、決して軽視することはできない存在だ。とはいえ、伝統(tǒng)的自動車メーカーも古いやり方にしがみついているわけではない。吉利汽車の新ブランド「LYNK&CO」が初めて姿を現(xiàn)し、第1段となる量産タイプの「01」は今年第4四半期(10?12月)に発売予定で、主に中級車?高級車市場をねらい、國內(nèi)の主要合弁ブランドをライバルと見定める。長城汽車の高級車新ブランド「WEY」も、クーペタイプの「SUV WEY VV7」をモーターショーで初公開した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)
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