2017年4月21日、澎湃新聞によると、中國(guó)河北省廊坊市で工業(yè)廃水が広範(fàn)囲にわたってたまっているのが見(jiàn)つかった問(wèn)題で、「ため池」の近くにある村の住民からがん患者の増加を訴える聲が上がっている。

この問(wèn)題を指摘した環(huán)境保護(hù)団體によると、同市の大城県南趙扶鎮(zhèn)で見(jiàn)つかった2カ所の面積はそれぞれ17萬(wàn)平方メートルと3萬(wàn)平方メートル。同鎮(zhèn)南趙扶村の住民は、村內(nèi)のれんが工場(chǎng)が原料となる土を取ったことによってできたくぼ地に村の內(nèi)外から汚水が運(yùn)び込まれたと説明、生活への影響として多くの人が異臭と水質(zhì)汚染を挙げ、「ここ數(shù)年で亡くなった人の7割はがんが原因だった」「深さ8メートルの井戸を掘ると赤い水が出てきた」などと訴える聲も上がっている。

この村では數(shù)年前までメッキ工場(chǎng)が操業(yè)を行っており、2000年ごろに汚水の垂れ流しが問(wèn)題になった。農(nóng)作物への被害が生じたことから工場(chǎng)側(cè)は関係者に賠償を行ったものの、その後も汚水の適切な処理は行われなかったもようだ。さらに4年ほど前から夜間に車両で汚水を運(yùn)び込んでくぼ地に捨てる業(yè)者が見(jiàn)られ始めたという。（翻訳?編集/野谷）