2017年4月21日、韓國?YTNによると、韓國?済州の空港でこのほど、飛行機(jī)の出発時間が1時間遅れるハプニングがあった。乗客から不満の聲が相次ぐ中で韓國人機(jī)長が取ったある行動に稱賛の聲が寄せられている。

済州の空港で19日午後、ソウルに向かう飛行機(jī)の出発が1時間遅れ、乗客から不満の聲が相次いだ。すると、機(jī)長はマイクを手に取り、「より多くの乗客を乗せようと220席もの座席を用意しました。乗客を乗せるにも長い時間がかかり、降ろすにも長い時間がかかるため、予定の時間に間に合わせられなかった」と、航空會社のミスと出発時間が遅れた理由を正直に説明した。その上で「全ての責(zé)任を擔(dān)う私、機(jī)長のミスです。私が謝罪いたします。飛行機(jī)は現(xiàn)在、最大速度で向かっています」と心から謝罪した。3分におよんだ放送の最後、機(jī)長は「謝罪している乗務(wù)員らを溫かい目で見ていただきたい。迅速かつ安全に目的地にお連れします」との言葉で締めくくったという。

運(yùn)航上のトラブルにより乗客に不便が生じても、航空會社が形式的な対応をして済ませるケースが多いため、機(jī)長による思いがけない“良心的な告白”は乗客らの心を動かし、すぐに騒動が収まったという。

乗客のチェさんは「特別な理由なく遅れたのでみんなが腹を立てている狀況だった。機(jī)長の放送は形式的なことだけを話すケースが多いが、謝罪に心がこもっていたので、乗客は拍手をして笑顔で飛行機(jī)に乗っていた」と説明した。

このニュースは韓國のネットユーザーの間で注目を集め、多くのコメントが寄せられている。コメントには「最も基本的なこと！相手を理解すること！心が溫まった」「自分のミスを認(rèn)められる社會になってほしい。機(jī)長に拍手」「彼を次期大統(tǒng)領(lǐng)に推薦したい」「潔くてかっこいい」「正確な情報(bào)を提供すれば不満や不安はなくなる」など機(jī)長の対応を稱賛するものが多くみられた。

そのほか、「樸槿恵（パク?クネ）さん。これが意思疎通というものだよ」「503番（ソウル拘置所に収監(jiān)中の樸槿恵前大統(tǒng)領(lǐng)の囚人番號）にも心のこもった謝罪を期待したい」「過ちを認(rèn)めて謝罪する。これができなかったから樸前大統(tǒng)領(lǐng)は國民に嫌われた」「政治家も正直な心で政治をすべき」など樸前大統(tǒng)領(lǐng)や政治家の行動を指摘する聲も目立った。（翻訳?編集/堂本）