2017年4月22日、中國(guó)メディアの大衆(zhòng)網(wǎng)が、青島市のバス運(yùn)転手へ日本から感謝の手紙が屆いたと伝えた。

18日午前、日本からのお禮の手紙が青島公交集団へ屆いた。差出人は劉（リウ）さんという日本國(guó)籍の華人で、青島市へ旅行に來(lái)ていたが、不注意からパスポートや攜帯電話などの貴重品が入ったカバンをバスに置き忘れてしまい、運(yùn)転手がそれを見(jiàn)つけて持ち主へ返したことへの感謝の手紙だという。

記事によると4月3日、青島市內(nèi)の23路バスに乗った劉さんは、背もたれにカバンをかけたまま忘れて下車したという。気が付いた時(shí)にはバスはもう走り去っており、劉さんは急いでバスの終點(diǎn)に向かった。

終點(diǎn)に著くと、ちょうど劉さんが乗っていたバスが到著しており、運(yùn)転手に「黒いカバンを拾わなかったか？」と尋ねたところ、運(yùn)転手は「拾った」と答え、中に何が入っていたかを劉さんに質(zhì)問(wèn)して持ち主であるかどうかを確認(rèn)したうえで、劉さんにカバンを返卻したという。

劉さんはこのことに非常に感激し、運(yùn)転手にお金を渡して感謝を示そうとしたが、運(yùn)転手はそれを拒否。劉さんはあまり時(shí)間がなかったため急いでその場(chǎng)を離れたが、日本へ帰國(guó)後、感謝を込めた手紙を青島公交集団へ送ったという。

23路バスの運(yùn)転手の李寶進(jìn)（リー?バオジン）さんによると、終點(diǎn)に著いた後、會(huì)社の規(guī)則に従って車內(nèi)點(diǎn)検をし、背もたれにかかった黒いカバンを発見(jiàn)したという。李さんは「當(dāng)然のことをしただけで、禮金なんて絶対に受け取れない」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/山中）