2017年4月23日、新華網(wǎng)によると、中國(guó)の月面探査の第一人者?孫家棟氏（スン?ジアドン）が「わが國(guó)は10年以內(nèi)に有人月面著陸の夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)できる」と語(yǔ)った。

中國(guó)では2007年に「嫦娥1號(hào)」が月の周回観測(cè)に成功、13年には「嫦娥3號(hào)」が中國(guó)で初めて地球外の天體の軟著陸を?qū)g現(xiàn)した。そして今年末には「嫦娥5號(hào)」が月面のサンプルを採(cǎi)集して地球に帰還する予定だという。

中國(guó)科學(xué)院（アカデミー）會(huì)員で月面探査プロジェクト?嫦娥計(jì)畫(huà)の総設(shè)計(jì)者を務(wù)めた孫家棟氏は「大型搭載ロケットなどの技術(shù)においてわが國(guó)は模索を続けて経験を蓄積している?？茖W(xué)技術(shù)発展のスピードを考えれば、中國(guó)人による月面上陸は10年以內(nèi)に実現(xiàn)できる夢(mèng)だ。ただ、実施には必要性や実現(xiàn)可能性などさまざまな要素や、具體的な発展?fàn)顩rの考慮が必要。條件が整っていない段階で実施しようとしても、資源の無(wú)駄遣いになる」と語(yǔ)り、月面著陸がまだ國(guó)家プロジェクトとして成り立っていないことを明かした。

孫氏はまた「中國(guó)の宇宙事業(yè)発展は、競(jìng)爭(zhēng)や威嚇のためでもなければメンツやイメージづくりのためでもない。國(guó)の発展と建設(shè)を助けるのが第一原則だ。また、宇宙開(kāi)発はすぐに成果が出るものではない。より多くの人に宇宙技術(shù)を身近に感じてもらい、より多くの若い人に宇宙を好きになってもらうことで人材を育てることも必要だ。この數(shù)十年、わが國(guó)は宇宙事業(yè)の飛躍的発展を?qū)g現(xiàn)し、夢(mèng)を現(xiàn)実に変えてきた。自分の世代で月面著陸を?qū)g現(xiàn)できなくでも、次の世代の努力によって必ずや実現(xiàn)されることだろう」としている。（翻訳?編集/川尻）