2017年4月24日、韓國(guó)?KBSによると、國(guó)際水路機(jī)関（IHO）の総會(huì)が5年ぶりに、IHO本部があるモナコで開幕した。

今回の総會(huì)でも日本海を単獨(dú)表記している國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)の海図集の改定問題が主要な懸案事項(xiàng)として取り扱われる。同海図集は1929年に初めて発刊されたが、韓國(guó)は當(dāng)時(shí)、國(guó)権を喪失した狀態(tài)だったため日本海の単獨(dú)表記となり、その表記が現(xiàn)在も維持されているという。

韓國(guó)政府は1997年から、東海の単獨(dú)表記に変えること、また最終合意に至るまでは日本海と東海を併記するよう主張してきた。韓國(guó)政府は今回の総會(huì)に外交部、海洋水産部、國(guó)防部（海軍）、國(guó)立海洋調(diào)査院、東北アジア歴史財(cái)団の専門家などで構(gòu)成された約30人規(guī)模の代表団を派遣するなど、東海表記の実現(xiàn)へ向け総力を挙げている。しかし、IHO加盟國(guó)のほとんどが日韓両國(guó)間の協(xié)議による解決を望んでいるため、この問題は次の総會(huì)に持ち越される可能性が少なくないとの見方も出ている。

一方、韓國(guó)側(cè)の働きかけにより、東海表記が実現(xiàn)したケースもある。世界的な地図會(huì)社「ワールドアトラス」は、過去には日本海を単獨(dú)表記していたが、「VANK」など韓國(guó)の民間団體の粘り強(qiáng)い説得を受け、現(xiàn)在は東海を併記している。また、米バージニア州では2014年、小學(xué)校の教科書に日本海だけでなく東海を併記するよう法律が改定された。この背景にも、在米韓國(guó)人団體の根気ある働きかけがあったという。

このような努力が少しずつ実を結(jié)び、民間の地図で日本海と東海を併記する割合は2000年の2．8％から09年には28％になり、現(xiàn)在も増加し続けている。IHOの海図集の表記が東海に変わる、または日本海と東海が併記された場(chǎng)合、畫期的な転換點(diǎn)になるとみられている。慶北大學(xué)のチャン?ドンヒ教授は「IHOの海図集の改定の必要性をIHO加盟國(guó)に説明して納得させ、東海表記が拡散するよう、民間レベルの努力も並行していく二つの戦略が必要だ」と主張している。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「全て民間団體が出した成果。政府は何をしているの？」「韓國(guó)は世界で最も英語教育に力を入れている國(guó)と言っても過言でない。なぜ英語の実力を呼稱問題や慰安婦問題のような真実を知らせるための活動(dòng)に生かさないのか？」「“政権の犬”となり必要な時(shí)だけほえる人ではなく、実力と哲學(xué)を持つ人を外交部の長(zhǎng)官に任命しなければならない」「韓國(guó)は日本に比べて圧倒的に存在感がない」など、韓國(guó)政府に対する批判の聲が上がっている。

その他、「東海を奪われることは國(guó)を奪われること。民間団體の活動(dòng)を尊敬する」「東海ではなく、韓國(guó)海への変更を主張するべき」などの聲や、日韓が領(lǐng)有権を爭(zhēng)っている竹島（韓國(guó)名：獨(dú)島）について、「獨(dú)島は絶対に韓國(guó)の土地だからね！」「日本は最近、獨(dú)島をも奪おうと挑発を続けている。日本に対して何か行動(dòng)を起こす時(shí)だ」と主張する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）