飲酒ひき逃げ事件で被告に懲役22年、日本の判決を韓國メディアが分析=韓國ネットからはうらやむ聲「これが正義」「やっぱり先進國だ」

Record China    2017年4月26日(水) 0時0分

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25日、北海道小樽市で女性4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件で、最高裁判所は元飲食店従業(yè)員の海津被告の上告を棄卻し、懲役22年判決を確定させた。韓國メディアはこのニュースを伝え、「韓國とさまざまな面で比較される判決、社會慣行だ」と指摘している。資料寫真。

2017年4月25日、北海道小樽市で女性4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件で、最高裁判所は元飲食店従業(yè)員の海津雅英被告の上告を棄卻し、1?2審の懲役22年判決を確定させた。韓國?KBSはこのニュースを伝え、「韓國とさまざまな面で比較される判決、社會慣行だ」と指摘している。

海津被告は14年7月13日、小樽市で飲酒の影響で正常な運転が困難な狀態(tài)で車を運転し、女性3人をはねて死亡させ、1人に重傷を負わせて逃走した。

被告は當初、過失運転致死傷などの疑いで起訴されたが、遺族を含む7萬人以上が署名に參加した結(jié)果、判決時は法定刑がより重い危険運転致死傷罪の疑いに変更された。

被告?zhèn)趣?審で「酒を飲んで運転したが、事故の原因は脇見運転」と主張して過失運転致死傷罪の適用を求めたが、1審の札幌地裁と2審の札幌高裁は「被告の注意力が顕著に低下したのは酒の影響以外に考えられない。無謀で危険な運転だった」とし、危険運転致死傷罪を適用した検察の求刑通り懲役22年の判決を言い渡した。被告はこれを不服として上告したが、最高裁は今月18日付で被告の上告を棄卻した。

今回の事件で亡くなった女性の父親は「最高裁の判決までにはもっと時間がかかると思っていたので、正直驚いた」とし、「飲酒運連による事故が少しでも減れば娘も喜ぶと思う」と述べた。その上で「娘との生活は戻ってこないので、事故直後より苦しみは大きくなっている」とつらい心情を明かした。母親も「娘を失くした後、私たちの未來も消えた」とし、「事故後に救急車を呼ばずに逃げたことが最も許せない。被告はその點について深く考えなければならない」と強調(diào)した。

同事件について、KBSは「飲酒ひき逃げが不運の交通事故ではなく重大な犯罪事件であるという點で、日本の裁判所の判決は韓國にも示唆を與えている」と伝えている。KBSは事件の初期段階から被告人の顔が公開されていたことに觸れ、「被告は出所した後も社會の平凡な一員として復(fù)帰することは難しいだろう。韓國と多くの面で比較される判決、社會慣行だ」と主張している。さらに、「社會の安全を脅かす犯罪に対し、日本社會は冷酷なほど徹底的に制裁を科している」とし、その背景について「被害者の遺族らが一生背負う苦痛を考えると、被告の人権を配慮することに慎重にならざるを得ないという社會的合意があるためではないだろうか」と述べている。

これについて、韓國のネットユーザーからは「韓國なら懲役3年に執(zhí)行猶予5年」「うらやましい。韓國は心神喪失で減刑になる」「これが正義だ」「顔公開に懲役22年。韓國の警察、検察、裁判官は見ているか?今だけを見るのではなく、悲劇が繰り返されないようにしよう」「やっぱり日本は先進國」「韓國が日本に勝てない理由だ」「日本から學(xué)ぼう」「韓國でも似たような事件があったけど、遺族らと合意して執(zhí)行猶予判決が出た」「日本の裁判官を輸入しよう」「韓國の現(xiàn)実がもどかしい」「日本はヘル朝鮮(地獄の韓國)のように正義が抹殺された國ではないから」「これが日本と韓國の裁判官の違い」など、日本の裁判所の判決をうらやむ聲が多く寄せられている。(翻訳?編集/堂本

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