2017年4月26日、新華網(wǎng)によると、中國江蘇省鎮(zhèn)江市で著作権所有者に無許可で「ドラえもん」の模型を広場に15體設(shè)置した業(yè)者に対し、損害賠償を命じる判決が下された。

鎮(zhèn)江市人民法院によると、中國本土で「ドラえもん」の派生物の著作権を持つ上海市の企業(yè)が、鎮(zhèn)江市の資産管理會社などを相手取って55萬元（約890萬円）の損害賠償を求める訴訟を起こしていた。資産管理會社らが2016年1月、共同で経営管理している広場で「ドラえもん」のキャラクターを使用し、著作権を侵害したというのが訴えの內(nèi)容だ。

同法院は審理の結(jié)果「被告は原告が持つ『ドラえもん』キャラクターに対する展覧権、情報伝播権を侵害した」との認識を示し、作品の種類や蕓術(shù)的価値、権利侵害の性質(zhì)、損害狀況などを考慮した上で、13萬元（約210萬円）の賠償支払いを命じる判決を被告に言い渡した。

擔(dān)當(dāng)の裁判官は「文學(xué)作品にしろアニメ?美術(shù)作品にしろ、公開されれば著作権が生じる。ドラえもんやミニオンズはどこでも見かけるキャラクターだが、だからと言って勝手に使用できるものではない。商業(yè)活動にキャラクターを用いる際は、著作権者の許可が必要だ」とコメントしている。（翻訳?編集/川尻）