2017年5月10日、韓國(guó)の新大統(tǒng)領(lǐng)に文在寅（ムン?ジェイン）氏が就任して以降、韓國(guó)のニュースサイトは新政府の人事や新たな政策などの話題で持ち切りだが、ネットユーザーの間では文大統(tǒng)領(lǐng)の人柄をうかがわせる行動(dòng)の一つ一つに特に大きな注目が集まり、「文在寅フィーバー」とも呼ぶべき狀況になっている。

11日午後、韓國(guó)の2大ポータルサイト、ネイバーとダウムでともに閲覧數(shù)?コメント數(shù)上位を占めたニュースは、「自分の服は自分で脫ぎますよ」という文大統(tǒng)領(lǐng)のせりふを見(jiàn)出しにした聯(lián)合ニュースの寫(xiě)真記事。この日開(kāi)かれた大統(tǒng)領(lǐng)府新任秘書(shū)官らとの晝食會(huì)の席で、文大統(tǒng)領(lǐng)が背広を脫ぐのを近くの職員が手伝おうとしたところ、大統(tǒng)領(lǐng)が職員を「いや」と制し、自ら上著を脫いで椅子の背に掛ける様子が6コマの寫(xiě)真に収められている。

やはり同時(shí)間帯に注目を集めたのはニューシスの「青瓦臺(tái)（大統(tǒng)領(lǐng)府）敷地內(nèi)を散策する文在寅大統(tǒng)領(lǐng)と參謀陣」で、こちらも寫(xiě)真記事。晝食會(huì)を終えた大統(tǒng)領(lǐng)が、7人の新たな側(cè)近らと並び談笑しながら歩いている。ほぼ全員が上著を脫いだワイシャツ姿、テークアウト用のコーヒーカップを持ち和やかな雰囲気が伝わってくる寫(xiě)真だ。

そしてこの日午前にも、文大統(tǒng)領(lǐng)の気さくな一面がみえるニュース1の記事が注目された。記事によると大統(tǒng)領(lǐng)は、ソウル市內(nèi)の自宅から大統(tǒng)領(lǐng)府に向かう「出勤」途中、防弾裝備の施された車(chē)からわざわざ降りて、見(jiàn)送りに集まった20人余りの住民や支持者らの元に歩み寄り聲を掛けた。この時(shí)、一緒に寫(xiě)真を撮りたいとの住民らの要望にも嫌な顔をせず応じ、なんと大統(tǒng)領(lǐng)府の警護(hù)室長(zhǎng)が撮影役に回ったという。

こうした記事それぞれにネットユーザーからは2000?6000ほどのコメントが寄せられている。中でも最多の2萬(wàn)を超える共感を得たのは「國(guó)の空気が澄んだような気がする。愛(ài)してます、文在寅」という熱烈なラブコール。他にも「人の品格というものは行動(dòng)一つで分かるね」「こういう姿が見(jiàn)たかった」「これ、本當(dāng)に韓國(guó)なの？」「ちょっと文句を言ってやりたいくらいカッコよすぎる」「まだ就任2日目なのに、20年に感じられるくらい幸せ」「ああ、涙が出る。実に頼もしい」など、これ以上ないほどの稱賛や幸福感を訴える聲が並ぶ。

また、これまでの保守政権9年と比較し、「樸槿恵（パク?クネ前大統(tǒng)領(lǐng)）とは次元が違う」「いつも獨(dú)り飯を楽しんでた樸さんとは違うね」「これが當(dāng)然なのに、今まで僕らはおかしなものばかり目にしてきたから…」「これまでの9年が本當(dāng)に恥ずかしい」「暗く長(zhǎng)いトンネルを抜けて光あふれる外界に出たような気持ち」といったコメントや、「きっと國(guó)民に愛(ài)される大統(tǒng)領(lǐng)になるはず」「何かやってくれそうな気がする」と今後に期待する聲も目立った。（編集/吉金）