北朝鮮、外國記者を軍事パレードに招いて爆益―米華字メディア

Record China    2017年4月27日(木) 22時0分

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26日、米華字メディアの多維新聞は、北朝鮮が主要な祝賀行事のたびに外國の記者を招いて大金を集めていると伝えている。寫真は平壌。

2017年4月26日、米華字メディアの多維新聞は、北朝鮮が主要な祝賀行事のたびに外國の記者を招いて大金を集めていると伝えている。

ロイター通信によると、北朝鮮は最近、金正恩(キム?ジョンウン)委員長の祖父、故?金日成(キム?イルソン)主席の生誕105年を祝う軍事パレードを開催し、普段は閉ざされている扉を121人の外國人記者のために開けた。

平壌での7日間の取材経費約2500ドル(約27萬円)がすべて、北朝鮮の各政府機関の懐に収められる。この數字は、平均的な北朝鮮市民が5年間に受け取る賃金にほぼ等しい。航空券、ホテル、生活費、ビザなどを含め、北朝鮮は今回の祝賀行事に訪れた記者から計約30萬ドル(約3335萬円)を獲得した。

軍事パレードを取材したある記者によると、北朝鮮のビザは約175ドル(約1萬9000円)、北京から平壌への往復航空券は約500ドル(約5萬6000円)、ホテル7泊で約800ドル(約8萬9000円)、生活費は約300ドル(約3萬3000円)だという。記者に同行し通訳やガイドを務める北朝鮮「警備員」へのサービス料300ドルも別途必要で、攜帯電話やデータプランも非常に高価だ。

北朝鮮側は、記者の全てのやり取りを厳密に管理すると言われており、彼らが敏感であると判斷した場所を記者が撮影すれば、寫真を削除することもためらわないという。(翻訳?編集/柳川)

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