中國で戦闘機FC−1の複座式新モデルが初飛行、すでに外國から購入予約―中國メディア

Record China    2017年4月28日(金) 21時20分

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中國メディアの新浪網(wǎng)や中國中央電視臺は27日、新たに開発した戦闘機FC−1?梟龍の複座式モデルが同日午前、初飛行に成功したと報じた。寫真はFC−1。

中國メディアの新浪網(wǎng)や中國中央電視臺(中國中央テレビ、CCTV)は27日、新たに開発した戦闘機FC?1?梟龍の複座式モデル(FC?1B)が同日午前、初飛行に成功したと報じた。すでに外國からの購入予約もあると伝えられている。

戦闘機FC?1の開発は1980年代半ばにさかのぼる。當時は米ソ冷戦が続いており、西側(cè)諸國はソ連と対立する一方で改革開放の道を歩み始めた中國に対して好意的で、米國も戦闘機開発に協(xié)力した。しかし89年の「天安門事件」で西側(cè)諸國の対中姿勢は一転し、軍事的支援を打ち切った。

そのため中國は、友好國であるパキスタンと提攜し、パキスタン空軍が運用していた米國の戦闘機F?16に関連する情報を入手し、関係を修復(fù)したロシアの技術(shù)も導(dǎo)入してFC?1を開発したとされる。初飛行は2003年。FC?1の開発は主に中國が手掛けたが、資金や情報を提供したパキスタンとの共同開発とされた。パキスタン側(cè)の名稱はJF?17、愛稱はサンダー(Thunder=雷)。また2013年には改良型の生産が始まっている。

CCTVなどによると、複座式モデルのFC?1Bは練習(xí)機、実戦機のいずれとしても利用が可能で、軽戦闘機として空戦能力、対地攻撃能力が高い。また、國際市場において費用対効果に優(yōu)れている。そのため、開発中にすでに、外國からの購入予約を得たという。

新浪網(wǎng)によると、FC?1Bが機體外部に搭載できる爆弾やミサイルなどの武器の重量は、FC?1の3600キログラムから25%増えて4500キログラムになり、マルチロール機としての能力が向上した。

中國メディアはFC?1Bの購入予約をした國を明らかにしていないが、これまでミャンマー、スリランカ、トルクメニスタン、ナイジェリアなどがF(xiàn)C?1購入への動きを見せたとされている。(翻訳?編集/入越)

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