2017年4月27日、英BBC（中國語電子版）は、遼寧省大連市で26日進(jìn)水した中國初の國産空母について「本當(dāng)に能力があるのか、見せかけだけか」と題する記事を掲載した。

舊ソ連の未完成空母を改修した訓(xùn)練用の「遼寧」が中國が保有する初の空母とすれば、今回の國産空母は2隻目になる。環(huán)球時報（電子版）は社説で「中國の軍事力と國力向上の一里塚になる」としたが、実力は本物だろうか。

中國の王毅（ワン?イー）外相はこのほどドイツを訪問。國産空母の建造目的について「中國國民、企業(yè)は世界中に広がっている。海外で生活する中國人は數(shù)百萬人に上り、中國の貨物を積んだ船も多く行き來している。中國は國防能力を引き上げ、海外での権益を守らなければならない。國際社會と地域の平和に貢獻(xiàn)もできる」と述べた。

シンガポールの南洋理工大學(xué)の中國軍事専門家、ジェームズ?チャー氏は「國産空母は東シナ海、南シナ海での中國が示す『象徴』といえる。米國の空母は技術(shù)的にずっと先を行っており、中國の空母が脅かすのは難しい」と話す。

しかし、今後數(shù)十年のうちにはアジア太平洋地域で米國に対抗する力をつける可能性もある。さらに、アジア地域の小國にとって、中國の空母が周辺海域を航行するだけで、十分な圧力になる可能性もあるだろう。（翻訳?編集/大宮）