2017年4月28日、米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が、韓國で先ごろ配備作業(yè)が開始された高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の費(fèi)用について「韓國に支払ってほしい」と発言し、韓國で大きな騒ぎが巻き起こっている。韓國?ニュース1などが伝えた。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は27日（米東部時(shí)間）、ロイター通信との単獨(dú)インタビューで「韓國にTHAADの費(fèi)用10億ドル（約1100億円）を支払わせたい」と発言するとともに、韓國との間で締結(jié)している2國間の自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）について「ひどい合意だ」と述べ、再交渉または撤廃したい考えを明らかにした。

これが報(bào)じられると、韓國はまさに上を下への大騒ぎとなった。韓國の報(bào)道によると、韓國軍関係者は28日午前、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の（発言の）意図と背景など、各方面に當(dāng)たり事実関係を把握中」と表明、追って國防部が「在韓米軍地位協(xié)定（SOFA）の規(guī)定により『韓國政府は敷地やインフラ施設(shè)などを提供し、THAADの展開および運(yùn)営?維持費(fèi)用は米國側(cè)が負(fù)擔(dān)する』という基本的立場に変わりはない」とのコメントを出した。さらに同日午後には、このコメントの根拠となる內(nèi)容が、昨年7月、米韓の共同実務(wù)団が締結(jié)した約定に「THAAD関連費(fèi)用負(fù)擔(dān)に関する原則」として盛り込まれていることが、韓國政府高官の話として明らかになった。

韓國ではTHAAD配備に反対する世論が根強(qiáng)く、國防部はこれまで「米國が費(fèi)用を全額負(fù)擔(dān)する」と繰り返し説明してそうした反発を和らげようと努めてきた。その前提を完全に否定してしまうトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の発言を、聯(lián)合ニュースなどは「爆弾発言」と表現(xiàn)し伝えている?！副瑥帯工蚵浃趣丹欷宽n國のネットユーザーの間では「反THAAD」さらには「反米」の意識(shí)が広がっているようで、2萬件を超えるコメントの多くが「それならTHAADを持って帰れ」「THAADなどなくても構(gòu)わん」「著払いで返品してやれ」「やってることがチンピラだ」などトランプ発言に反発するもので、「やはり目的は金だったか」「安保すらビジネスにするのか」と、発言にトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の本心を見たとする聲も目立つ。

また、「無知な韓國政府が押し売りに遭ったんだね」「どうして國がここまで慘めなことに…」「哀れな民族。これが実情か」「ミサイルを置いてやったから金を出せなんて、韓國は國際的なカモなんだな」と、韓國の現(xiàn)狀を嘆く聲も多數(shù)に上った。（編集/吉金）