2017年9月12日、韓國?JTBCによると、韓國?釜山市で集中豪雨による深刻な被害が相次いで発生した11日、同市東區(qū)庁長が海外の祭りを視察するため歐州に出発していたことが分かり、物議を醸している。

釜山市は11日、1時間に最大116ミリの非常に激しい雨が降り、車や住宅が浸水するなど甚大な被害に見舞われた。住民らは復舊作業(yè)を行っているが、人手不足の影響で進まず、苦労しているという。そうした中、同市東區(qū)議會の議長と副議長を含む議員6人が11日午後、8泊10日の日程で歐州研修に出発していたことが明らかとなった。さらに、研修中の予定表をみると、ほとんどの時間が「有名観光地巡り」に當てられていたという。

また、パク?サムソク東區(qū)庁長も11日午前、「祭りの視察」のため中國に出発していたことが確認され、「市民の心を癒やし、問題を解決させた後に海外に行くというのが原則ではないか」などと批判を浴びた。そのため、パク東區(qū)庁長は12日に帰國した。

韓國の議員らが自然災害の直後に海外研修に出掛け、批判を受けたのは今回が初めてではない。今年7月に忠清北道地域が豪雨に見舞われた際も同地域の議員らがフランス?イタリアなどを巡る海外研修に出発し波紋を呼んだ。

そのため、韓國のネットユーザーからは「學習能力すらないの？」「忠清北道の議員らを見て何も思わなかった？」「彼らはニュースも見ないのだろうか」「議員らが毎日のように海外研修に出掛ける意味が分からない。海外研修自體をなくすべき」「普段は遊んで暮らし、何か問題が起きると海外へ逃亡する」「區(qū)議員や市議員はいてもいなくても同じ。稅金の無駄だよ」「韓國國民の敵は北朝鮮でも中國でも日本でもない。國內(nèi)の國會議員たちだ」など厳しい聲が相次いでいる。

一方で「無能な人たちを議員に選んだ自分を恨むべき」「それでも市民らは時間が経てばすっかり忘れ、また彼らに投票するのだろう」などと指摘する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）