中國がTHAAD配備に対抗する「新型武器」とは何か―香港紙

Record China    2017年5月2日(火) 13時0分

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中國軍當(dāng)局が高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)の韓國配備に対し「実戦的な演習(xí)や新型の武器裝備のテストを続ける」と発言したことが注目を集めている。香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストがこの「新型武器」について伝えている。資料寫真。

2017年4月30日、參考消息網(wǎng)によると、中國軍當(dāng)局が高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)の韓國配備に対し「実戦的な演習(xí)や新型の武器裝備のテストを続け、國家の安全と地域の平和と安定を守る」と発言したことが注目を集めている。香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、北京の軍事アナリストの話として、この「新型武器」について伝えている。

中國國防部の楊宇軍(ヤン?ユージュン)報(bào)道官は27日、「THAAD配備は地域の戦略均衡と安定を破壊するもので、中國は斷固反対する」とした上で、「中國軍は今後、実戦的な演習(xí)や新型の武器裝備のテストを続け、國家の安全と地域の平和と安定を守る」と述べた。

サウスチャイナ?モーニング?ポストによると、北京の軍事アナリストの李傑(リー?ジエ)氏は、楊報(bào)道官の発言について「中國はTHAADシステムをハード面とソフト面から破壊する兵器を含む措置を取ることができるということを、米國と韓國に想起させるものだ」と指摘する。

李氏は「中國は戦爭が起こった場合に備えて、伝統(tǒng)的な東風(fēng)(DF)シリーズの短中距離ミサイルを強(qiáng)硬武器として使用することが可能だ」とし、「ソフト面については、北京はTHAADのレーダーシステムを破壊するために、電磁パルス(EMP)弾頭と電子干渉技術(shù)を試す可能性がある」とする。

楊報(bào)道官がこの警告を出す前日、中國とロシアの軍當(dāng)局はモスクワで行われた世界と地域のミサイル防衛(wèi)狀況に関する合同ブリーフィングで、米國のこの地域へのTHAAD配備に強(qiáng)い反対を表明している。

李氏は「中國とロシアが送ったメッセージは非常に明確だ。両國はTHAAD配備に共同で対処するということだ」と述べている。

中國の民間シンクタンク「知遠(yuǎn)戦略?防務(wù)研究所」の軍事アナリスト、周晨鳴(ジョウ?チェンミン)氏も「中國とロシアのブリーフィングは、両國がTHAADに対処する十分な能力があることを米國と韓國に知らせるものだ」との認(rèn)識を示している。(翻訳?編集/柳川)

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