2017年5月1日、スペイン通信社EFEによると、工場(chǎng)の製造ラインでロボットを目にすることは一般的になってきた。だが世界のロボット製造のリーダーである中國(guó)ではすでに、高齢者に介護(hù)を提供し、保育所で育児の手助けを始めている。參考消息網(wǎng)が伝えた。

中國(guó)中部の湖北省にある保育所では、白くて丸いボディーの3臺(tái)のロボットが保育の手伝いをしている。福建省アモイ市のメーカー「智童時(shí)刻」が開発した教育ロボットの「Keeko」は、4?5歳の園児たちと一緒に踴り、園児たちに物語(yǔ)を聞かせるだけでなく、人工知能により新しい知識(shí)を?qū)Wぶことさえできる。

この保育所では子どもたちがカンフーや書道を?qū)Wぶこともできる。教育理念は伝統(tǒng)と現(xiàn)代の進(jìn)歩の融合だ。保育士の一人は「Keekoは、園児たちの表現(xiàn)力や分析力、想像力の向上に役立っている」と話す。

中國(guó)東部、浙江省杭州市の介護(hù)施設(shè)では、ロボットの「阿鉄」が高齢者の世話を擔(dān)當(dāng)している。Keekoよりもやや背が高く、青いアンテナが2つ付けられた阿鉄は、高齢者に人気の伝統(tǒng)演劇「戯曲（チャイニーズ?オペラ）」を歌ったり、高齢者の家族に電話をかけたり、高齢者に薬を飲むよう促したりもできる。開発者は、阿鉄が將來(lái)的に介護(hù)士の代わりを務(wù)めることができるようになると信じている。

中國(guó)のロボット製造分野への參入は他の國(guó)に遅れを取っていた。だが高い競(jìng)爭(zhēng)力を持つ製造強(qiáng)國(guó)を目指す「中國(guó)製造2025（メード?イン?チャイナ2025）」キャンペーンが、中國(guó)をこの分野における世界的リーダーへと押し上げている。

2016年に中國(guó)は、世界のロボットの3分の1に當(dāng)たる9萬(wàn)臺(tái)の新しいロボットを工場(chǎng)に設(shè)置した。この數(shù)字は2015年に比べ3割多い。（翻訳?編集/柳川）