Record China 2017年5月4日(木) 17時30分
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3日、中國のポータルサイト今日頭條は福沢諭吉の中國に対する評価について紹介した。これに対し、中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。寫真は福沢諭吉。
2017年5月3日、中國のポータルサイト今日頭條は福沢諭吉の中國に対する評価について紹介した。
記事は、福沢諭吉が日本では「日本の近代教育の父」、「明治時代の教育の偉大な功労者」として評価されている有名な啓蒙思想家?教育家だと紹介。しかし、福沢諭吉の中國に対する評価は決して高くはなかったと伝えた。
例えば、中國人について福沢諭吉は「中華民族は変革が最も不得手な民族で、數(shù)千年の文化を守って変革しないことに強い自尊心を持っている。しかも思い上がってうぬぼれている」と評価していると紹介した。
また、福沢諭吉は孔子の教えに批判的であったため、中國固有の「禮儀の國」というイメージにも福沢諭吉の批判の矛先が向けられたと紹介。福沢諭吉は、「中國は古來より禮儀の國と稱し、中國人の誇りであったが、実際にはそうではない」と否定したとし、古代中國は確かに禮儀があり稱賛すべきであるものの、近日においてはそのような人物は極めて少ないと主張したという。
さらに福沢諭吉は、中國では殺人や竊盜が多く、刑法は厳格であるにもかかわらず犯罪者は減少しておらず、その人情風俗はいやしくて低劣で真にアジアの原形を暴露したと主張したと紹介。したがって中國は「禮儀の國にあらず、禮儀の人の居住する國というべき」と結(jié)論したと伝えた。
これに対し、中國のネットユーザーからは「言っていることは理にかなっていると思う。中國人は最も世俗的」「福沢諭吉は中國人の最も醜い一面を明らかにしている。これはすごい。他に中國人を暴露したのは魯迅先生くらいだ」など、同意する意見が寄せられた。
また、「禮儀の國は日本だ。中國は禮儀と何の関係もない」「もともと日本だけが禮儀の國というにふさわしい」などのコメントもあった。(翻訳?編集/山中)
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