廃棄攜帯はどこへ?回収は道半ば、將來は年10億臺に―中國

人民網(wǎng)日本語版    2017年5月8日(月) 6時30分

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情報化時代の今、ほとんどの人が1臺は攜帯電話を持っている。ここ數(shù)年、中國は世界最大のスマートフォンの製造國であり消費國だ。攜帯の消費量増加にともない、廃棄された攜帯も大量に生まれている。資料寫真。

情報化時代の今、ほとんどの人が1臺は攜帯電話を持っている。ここ數(shù)年、中國は世界最大のスマートフォンの製造國であり消費國だ。攜帯の消費量増加にともない、廃棄された攜帯も大量に生まれている。中國では攜帯の回収は一種のブルーオーシャン市場であり、市場規(guī)模は2000億元(約3億2000億円)に達するとみられるが、消費者のうち60%が古くなった攜帯を手元に置いておくことを選ぶ?!競€人情報が漏れないのか」という消費者の疑問の聲を受けて、このほど中國最大の電子製品回収?買い換えプラットフォーム「愛回収」の上海にある運営センターを取材した。一財網(wǎng)が伝えた。

センターに足を踏み入れると、きちんとパッケージされた中古攜帯が山のように積み上がり、攜帯の仕分け、配達、修理、価格チェックの各擔當者が、それぞれの持ち場で忙しく働いていた。興味深いのは、ここで一日中攜帯を取り扱う人々が職場に攜帯を持ち込んでいないことで、センターを出入りする時に厳格な保安検査を受けるという。攜帯はふたが開けられると、識別の段階に進む。攜帯は1臺1臺ごとに固有の識別番號があり、これによって管理システムに登録される。センターが一日に回収する攜帯は6000?1萬臺で、これまでで最高は1萬2000臺だった。

廃棄攜帯はセンターで検査、価格設(shè)定など一連のプロセスを経てから、川下の回収業(yè)者に引き渡しされ、分解や再利用など次の操作に進む。

統(tǒng)計によると、中國の攜帯電話市場の出荷量は5億6000萬臺で、業(yè)界の予測では今後數(shù)年間に中國では毎年約10億臺の攜帯が新たに買い換えられることになる。また、これまでに廃棄された攜帯は累計約10億臺になるという。

巨大な廃棄攜帯ストックと鮮明な対照をなすのは、現(xiàn)在の中國の廃棄攜帯の回収率が2%にも満たないことだ?;貐Г丹欷繋鼦墧y帯のうち、正規(guī)の分解業(yè)者に回るものはごくわずかで、多くは違法な小規(guī)模業(yè)者のところに流れ、料金が不透明なだけでなく、環(huán)境にも劣悪な影響をもたらすことが懸念される。

同センターはイヤホンや充電器など関連部品の回収量も相當なもので、部品室には2300あまりの仕分けコーナーがあり、作業(yè)員は部品をスキャナで読みとり、情報をシステムに登録する。

回収された攜帯は必ず個人情報の処理を行うことになっており、作業(yè)員がシステムの復舊や出荷時の設(shè)定を回復したりする。それから充電版の上でバッテリーにつないで充電し、チェックが順調(diào)に行われるようにする。品質(zhì)検査室の作業(yè)員は回収された攜帯の外観、カラー、基本的性能、コア屬性など8つの指標についてそれぞれ検査を行う。

ここ數(shù)年、中國は廃棄された電器電子製品の回収で努力を重ねてきた。たとえば2014年版「廃棄電器電子製品処理リスト」には攜帯が入っており、リストは2016年3月1日の施行と規(guī)定されていた。だが細則の発表は遅れている。一般的に、攜帯は検査が終わると、一括して保護袋に入れられて仕分けされ、倉庫に運ばれる。繁忙期には、検査擔當者が一日に200臺の回収攜帯を検査しなければならない。同時に、システムが検査擔當者の評価に基づいて自動的に価格設(shè)定をする。愛回収を代表とする回収企業(yè)は目下、攜帯回収の標準ルールを普及させようと試行錯誤しており、「將來は、攜帯の型番ごとに、それぞれに見合った定量的基準が制定されることが望ましい」という。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)

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