中國國産大型旅客機「C919」、どこが優(yōu)れているのか?―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年5月5日(金) 15時20分

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中國の國産大型旅客機「C919」が5日、上海浦東空港から初飛行する運びとなった。

中國商用飛機有限責任公司が発表した情報によると、國産大型旅客機「C919」が5日、上海浦東空港から初飛行する運びとなった。ただし気象條件により延期の可能性もあるという??萍既請螭螆蟮坤摔瑜毪取⑼绺本t経理、C919チーフデザイナーの呉光輝氏はC919の設計について「大型機の外観はすでに設計を終えているが、何度見ても見飽きることはない」と話した。それでは呉氏が見飽きることはない大型機には、他の飛行機と比べどのような違いがあるのだろうか。人民網(wǎng)が伝えた。

◆C919が意味するもの

人民日報によると、C919大型旅客機は中國が2008年に大型機の開発計畫を開始してから、初めて最新の國際堪航基準に基づき開発し、完全に獨自の知的財産権を備えた民間航空機だ。それでは同機はなぜC919と呼ばれるのだろうか。國際在線によると、「C」は中國及び中國商用飛機の英語名の頭文字で、1つ目の「9」には「天長地久」(天地と同じく物事が永久に変わることなく続くこと?!?」の発音は「久」と同じ)の意味が込められている。殘りの「19」はこの中國産大型旅客機の最大客席數(shù)が190席であることを意味する。

◆昇圧設備、機內(nèi)を快適に

大型機の飛行高度は通常1萬メートルほどで、この高度に達すると外の気圧が低くなる。機內(nèi)の乗客の快適度を維持するため、通常は昇圧設備により空気の薄い高空で機內(nèi)の気圧を高める必要がある。當然ながら航空機の構(gòu)造の損傷を防ぐため、機內(nèi)の気圧を地上ほど高めることはできない。中國商飛上海飛機設計研究院強度部の朱林剛副部長は、人民日報の取材に対し、「C919の機內(nèi)の大気環(huán)境は、標高2400メートルほどに相當する」と述べた。

◆第3世代リチウム?アルミニウム合金で、航空機がより「長壽」に

呉氏は人民日報海外版の取材に応じた際に、C919の機體の主要構(gòu)造には、世界最先端の第3世代リチウム?アルミニウム合金が大量に使用されていると紹介した。一般的なアルミニウム合金と比べ、この金屬は同じ重量でも強度が高く、重量も軽い。そのため航空機全體の軽量化を?qū)g現(xiàn)し、航空機の壽命を延ばす上で非常に重要な役割を果たす。

◆超臨界翼で燃費を改善

民間航空機にとって、経済性は必ず考慮しなければならない要素の一つ。北京日報によると、C919は設計段階で超臨界翼を採用している。従來の翼と比べると、その飛行中の空気抵抗が20%以上低くなり、これにより飛行速度を時速100キロちかく向上できるとみられている。また、同じ厚さで従來の翼と超臨界翼を作った場合、後者全體の抵抗は前者を8%ほど下回る。超臨界翼を用いることで、航空機全體の軽量化を?qū)g現(xiàn)し、コンパクト化により燃料タンク容量を拡大できる。

上海飛機設計研究院総體気動部の高級エンジニアである余聖暉氏は新華網(wǎng)の取材で、C919には102の重要技術、100萬點以上の部品?設備?裝置?モジュールが搭載されており、正真正銘の「國の重器」だと紹介した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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