フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は1日、自らの出身地に停泊中の中國(guó)の軍艦を訪(fǎng)問(wèn)した。參考消息網(wǎng)が伝えた。

最近外國(guó)メディアの熱中している話(huà)題に「東南アジアが中國(guó)に転向」がある。かつて南シナ海をめぐる騒ぎの「先鋒」だったフィリピンが、今や中國(guó)に対して実務(wù)的?友好的な政策を取り、中國(guó)の軍艦がフィリピンを訪(fǎng)問(wèn)。雙方は「親密」に交流していると言える。また、中國(guó)艦隊(duì)の次の訪(fǎng)問(wèn)國(guó)が、かつて南シナ海情勢(shì)を騒ぎ立てるうえで大きな役割を演じたもう1つの國(guó)――ベトナムなのだ。さらにタイとマレーシアは中國(guó)からの武器調(diào)達(dá)を決定した。中國(guó)と東南アジア各國(guó)との関係は、いずれも急速に深まっているようだ。

南シナ海情勢(shì)の平穏は各國(guó)にとって非常に明らかな利點(diǎn)がある。南シナ海をめぐる衝突は長(zhǎng)年ASEANを分裂の危機(jī)に追いやってきたが、今や中國(guó)はASEAN加盟國(guó)間の口論の対象ではない。これはASEAN創(chuàng)設(shè)50周年にあたり、その団結(jié)を助けてすらいる?，F(xiàn)在ASEAN加盟國(guó)は貿(mào)易と統(tǒng)合など自らが好む議題に力を集中できる。

「善隣、近隣國(guó)との関係安定、近隣國(guó)の経済成長(zhǎng)促進(jìn)」という中國(guó)の政策が、まさに「威力」を発揮している。もちろん、米國(guó)の政策も「東南アジアが中國(guó)に転向」するうえで「アシスト」をした。タイとフィリピンは自國(guó)の內(nèi)政に対する米政府の多くの非難めいた発言に大きな不満を抱いている。また、東南アジア諸國(guó)はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の「米國(guó)第一」政策に、どれほど米國(guó)を信頼できるのか疑念を抱き、米國(guó)に付き従うことの見(jiàn)通しが立たなくなっている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/NA）