2017年5月4日、米華字メディア?多維新聞は、中國(guó)主導(dǎo)のアジアインフラ投資銀行（AIIB）や「一帯一路」構(gòu)想に日本が參加する可能性について論じる記事を掲載した。

黒田東彥日銀総裁は2日、多くの國(guó)がAIIBに參加していることについて「いいことだ」と語(yǔ)り、アジアのインフラ建設(shè)にとってメリットがあると評(píng)価した。記事によれば、日本政府のAIIBに対するかつてないほど前向きな発言であり、中國(guó)の時(shí)事ウォッチャーからは日本のAIIB加入がかなり現(xiàn)実的との見(jiàn)方が出ているという。

また、今月14日に北京で開(kāi)かれる「一帯一路」サミットに日本特使として出席する二階俊博自民黨幹事長(zhǎng)は4月27日、「一帯一路」構(gòu)想に「最大限協(xié)力する」とし、日本が參加する可能性も示した。記事は「日本政府が中國(guó)の『一帯一路』體制の下で利益を模索する決心をしたことも明らかだ」としている。

日本政府が中國(guó)との政治的な爭(zhēng)いを繰り広げつつ、AIIBや「一帯一路」に対してポジティブな姿勢(shì)を見(jiàn)せ始めた背景には、米國(guó)の環(huán)太平洋連攜協(xié)定（TPP）離脫があるという。また、地域の安全問(wèn)題上でも中國(guó)との協(xié)力が必要な狀況であり、現(xiàn)実的な利益や現(xiàn)在の情勢(shì)を鑑みたうえで出した選択であると記事は見(jiàn)ている。

一方、日本政府は4月に米國(guó)とのハイレベル経済対話を始動(dòng)。國(guó)際金融や貿(mào)易などの協(xié)議や、中國(guó)への圧力といった方面で協(xié)力強(qiáng)化の姿勢(shì)を示した。時(shí)事ウォッチャーからは「日本がAIIBのメンバーになるかどうかを最終的に決める要素は、米國(guó)にあるかもしれない」との見(jiàn)方も出ているようだ。（翻訳?編集/川尻）