2017年5月4日、米華字紙?世界日?qǐng)?bào)は、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が近ごろ中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席を稱(chēng)賛していることについて、取引上の手法であるとする米ニューヨーク?タイムズの報(bào)道を伝えた。

記事によれば、就任當(dāng)初は中國(guó)を強(qiáng)く批判していた同大統(tǒng)領(lǐng)が、先月の米中首脳會(huì)談後には「私は本當(dāng)に習(xí)主席が好きだ。われわれの間には良好な化學(xué)反応が起こっていると思う」などと語(yǔ)り、習(xí)主席を持ち上げるようになったという。そして、初対面の相手に対する相當(dāng)な褒めっぷりの背景には、同大統(tǒng)領(lǐng)の商人としての経験があるとのことだ。

同大統(tǒng)領(lǐng)は1987年に「取引の蕓術(shù)」（Trump： The Art of the Deal）という著書(shū)を出版している。その中で、自分の欲しい物を手に入れる方法として「多少の誇張は悪いことではない」と言及しており、この手法を中國(guó)相手に用いようとしているのだという。

さらにこの手法は北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）労働黨委員長(zhǎng)にさえも使われているとのこと。記事はロイターの取材で同大統(tǒng)領(lǐng)が金委員長(zhǎng)について「彼はまだ27歳だったのに、亡くなった父親の政権を受け継いだ。これは簡(jiǎn)単なことではない」と語(yǔ)ったことを例として挙げている。

記事は最後に、「取引の蕓術(shù)」には「言葉の作用は限定的。感情を高ぶらせ、優(yōu)れた宣伝を行い、各種メディアから報(bào)道されるようにする。少し誇張があってもいい」とする一方で「もしあなたが物を提供しなければ、人々は最終的にその意味を悟ることになるのだ」とも書(shū)かれていることを紹介した。（翻訳?編集/川尻）