■■■■■2008年04月13日■■■■■

【その他の寫(xiě)真】

テスト大會(huì)なのにもうチケットフィーバー…

8月8日に開(kāi)幕する北京五輪まで4か月を切った。ここにきて、五輪に対する北京市民の関心はどんどん高まっているようだ。

4月16日から國(guó)家水泳センター（愛(ài)稱：水立方）で始まるシンクロナイズドスイミングのテスト大會(huì)の入場(chǎng)チケットが13日、発売開(kāi)始。會(huì)場(chǎng)近くに設(shè)けられた発売窓口には、朝10：00の売り出し時(shí)から長(zhǎng)蛇の列ができ、各開(kāi)催日300枚ずつ計(jì)1500枚用意された本日分のチケットはわずか30分で売り切れた。

窓口のスタッフによると、発売2時(shí)間前の8時(shí)過(guò)ぎには、すでにチケットを求める人たちが並び始めたとか…。

シンクロナイズドスイミングは以前は中國(guó)が不得意とする種目で人気薄だったが、日本の『シンクロの母』井村雅代氏が去年からナショナルチームのヘッドコーチに就任し、注目を集めだした。井村氏の指導(dǎo)により、現(xiàn)在、中國(guó)代表はメダル獲得の可能性も十分あり…とも言われており、より関心が高まっている。また、そもそも中國(guó)の人たちは新體操など表現(xiàn)の美しさを競(jìng)う“表演種目”は大好き。しかも、今大會(huì)は『テスト大會(huì)』と銘打ちながら、五輪予選を兼ねており、各國(guó)の真剣度は全く異なる。まさに五輪の前哨戦、しかも、話題の國(guó)家水泳センターが會(huì)場(chǎng)ということで、このフィーバーぶりとなったわけだ。

なお、シンクロのチケットは、明日以降も殘り分を順次発売することになっているが、今回、チケットを手に入れられなかったシンクロファンの女性は「朝6時(shí)にこないと買えないかも…」と心配そうに語(yǔ)っていた。

また今回は、同時(shí)期に開(kāi)催される競(jìng)歩とマラソンの入場(chǎng)チケットも同時(shí)発売された。こちらも國(guó)家體育場(chǎng)（愛(ài)稱：鳥(niǎo)の巣）のこけら落としということで市民の大きな注目を集めている。

＜注：この文章は筆者の承諾を得て個(gè)人ブログから転載したものです＞（了）

■筆者プロフィール：朝倉(cāng)浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる。現(xiàn)在は中國(guó)にわたり、中國(guó)スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國(guó)國(guó)際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。